日本海軍・零式艦上戦闘機21型 フルアクション Op.420 制作開始
2017年6月18日
パジェロはクリアを吹いて乾燥待ちに入ったので、次の作品の制作に入ります。三菱つながりで エフトイズ の 1/72 日本海軍・零式艦上戦闘機21型 を作ります。フルアクションと命名されているように、各補助翼が可動するのみならず、降着装置も折りたたみができたり、キャノピーをスライドして開けたりもできます。
これだけでも結構ビックリなのですが、なんとこのキットは彩色済みのスナップキットで、ニッパで切り離してパチパチとはめればリアルな零戦が完成します。さらにビックリなのはこんなデラックスなプラモが1000円というビックリ価格なんです。
詳しくはつづきをどうぞ…
彩色済みキット
パーツの写真です。ご覧の様にランナーに付いている状態で色が塗られています。バンダイの色プラ成型ではなく、塗装です。
単にザックリと塗られているだけで無く、細かな部分もそれなりに塗分けられています。写真で拡大すると塗り分けが雑な感じもしないでもないですが、1/72というスケールと見えにくい場所ということを考えれば、まったく気になりません。
豪華なおまけ付き
箱の中にはガムが1粒入っています。箱に書かれた商品の名称を見ると「チューインガム」と書かれています。原材料はもちろん砂糖や水飴、ガムベースに香料などです。そうなんで、このガムがこの商品の本体で、零戦はデラックスなオマケなんですね。昔から食玩と呼ばれるどっちがオマケか分からないような商品があるのですが、ここまで来てもやっぱり食品扱いってのは笑えます。
エンジンの組み立て
ピントが甘い写真ですみません。エンジンを組みたててみました。パチパチとはめるだけでできあがるのですが、しっかりと組みたてたかったので必要な箇所は接着しました。
中央の水色の部分はエンジンと同じ黒鉄色だったのですが、実際にはこんな水色だったので筆塗りで色を足しました。ちょっと足してやればもっとできが良くなります。
エンジンを横から見た写真です。青竹色のリングが3列並んでいるのですが、真ん中は青竹色じゃ無かったので自分で塗りました。これらの塗り分けは以前作ったタミヤの1/32の零戦21型を参考にしています。
コクピットの組み立て
コクピットを組みたてます。小さなパーツばかりですが、なかなか良くできています。ただメーターは塗分けられていなかったのでチョンチョンと黒く塗分けておきました。
エンジンとコクピットをつなぎました。機関銃も取り付けます。最初からほとんどが塗装されているので、あっと言う間にここまでの形になりました。たまにはガムのオマケもいいもんですね。
(全作品完成まで あと108)
こんばんわ。根生さんも買ってしまわれたのですね。
私もネットで評判になってたので買ってみました。
タミヤやハセガワの1/72零戦が¥1500位(当然未塗装)
なのにエフトイズはどうやって利益を出しているのでしょう。
世界のどこかで私達のために誰かが一生懸命塗装してると
思うと、その方に足を向けて(方向はわからんが)寝られ
ないような気がしました(笑)
想像なんですが、食玩は一応食品扱いってことで、流通経路が違うんだと思います。食品は基本的にプラモなどの玩具に比べるとマーケットボリュームがめちゃめちゃ大きいので、低い利益率で工場から消費者に届くんじゃ無いでしょうかね。行きつけのプラモ屋さんもお客様に頼まれてエフトイズの零戦を仕入れたのですが、仕入の掛け率が他のプラモに比べてすごく高かったとぼやいていました。メーカーの努力もさることながら、流通業者のみなさんの協力も大きいような気がします。