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支援戦闘機F-1 その10 スタビレーター、脚、ジェットノズル

Category : 飛行機

Scale : 1/72 Maker : プラッツ Post : 343-10

スタビレーター

スタビレーターの塗装

スタビレーターを塗装して取り付けます。いわゆる水平尾翼なんですが、多くの飛行機では水平尾翼は水平安定を目的とした(スタビライザー)固定の水平尾翼と可変式の昇降蛇(エレベーター)からなるのですが、最近のジェット戦闘機では水平尾翼全体が角度を変えて両方の役目をもたされた1枚の翼からなっています。そのためスタビレーターなんて呼ばれたりもします。

スタビレーターの塗装

スタビレーターはジェットの噴射がまともに当たる部分もあり、さまざまな素材で作られ、さらに無塗装の部分もあることから非常に複雑に塗分けなければ行けません。キットの説明書を見ても塗装色はよく分からず、記述が抜けている部分(翼端のシルバーと黒)があったりします。箱絵からも明らかにここは違う色に見えるのですが、何色なのかも分かりません。
しかたがないので行きつけのプラモ屋さんに行って、ハセガワのキットの説明書を見せてもらい、私の説明書に抜けている塗装指示を書き込ませていただきました。

店頭でこんなことをやっている客がいればかなり不審なんですが、お店のカウンターで店長と一緒に調べさせていただいたので助かります。こんなこと大手量販ではなかなか頼み辛いのですが、小さなお店では日常茶飯事です。ほんと専門店ってありがたいですね。これからもこのお店に通い続けますよ。ちなみに蟹江のホビーショップモケモケさんです。

ジェットノズル

ジェットノズル

訳が分からなくなったジェットノズルはプラパーツに戻して、塗装して取り付けました。この程度しか見えないのですから、形がちゃんとしている方が良いですね。

内側は奥の方はメタリックグレイなんですが、出口近くの可変ノズルの内側はフラットホワイトを吹いてから、黒い線を細く入れてから、溶剤を浸ませたふででぼかして黒いスジを入れました。

1/48の時はエアブラシで塗ったのですが、さすがにこのサイズでしかも輪っかの内側ですからエアブラシでこのスジを入れるのは困難と判断して筆塗りでやってみまました。思ったよりも上手くいったので、やれやれです。

エンジンノズルの後方の機体の下側は熱で金属が変色していたりするので、色味を微妙に変えたメタルカラーで塗分けています。ここも1/72ということで筆塗りです。

前脚の取り付け

脚を塗って取り付けます。前脚は取り付けのダボは大きいのですが、ブカブカなので角度がキチンと決まるまで目が離せません。終ってみたら、脚収納庫周辺のエッチングパーツが浮いているのに気づきました。マスキングを剥がすときに取れちゃったのかも知れませんね。これは後で直しておかないといけませんね。

主脚の取り付け

主脚はダボはキッチリとしているので複雑な形のわりには正確な位置決めができます。でも少しばかりダボが細いので折れるといやだな~と思っていたら案の定折ってしまいました。しかたがないので、中に0.5mmの真鍮線で芯を打って固定しました。今度は丈夫です。

主脚格納庫のふたは前の大きい方は脚が出きってしまうと閉じてしまうようです。エッチングパーツで作ったのですが、裏側が見えないだけでなく、3枚重ねの大判のエッチングパーツを正確に機体のカーブに合わせて曲げるのは難しく、微妙に隙間が空いています。こんなことなら、メッシュ部分だけをエッチングパーツを使ってふた本体はプラパーツを使った方がキレイにできたでしょうね。無理にエッチングパーツを使うことはありませんね。

それに対して全開のエアブレーキは軽め穴や複雑な構造もちゃんと再現されており、これは1枚板のプラパーツとは雲泥の差です。ホントはこんなんだったんですね。1/48でもここまでは再現されていませんからビックリです。

航空自衛隊・支援戦闘機F-1 1/72 プラッツ

やっとここまできました。かなりボロボロになってきたんですが、やっとデカール貼りです。それにしてもF-1戦闘機はカッコいいですね。国産ってのがまたイイ♪

(全作品完成まで あと88)

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