MS-06Sシャア専用ザク その4 塗装・組み立て完了
2007年8月5日
心配していたパーツの混乱もなく(少々とまどう部分はありましたが・・・)、無事、塗装及び再組み立てが完了しました。
ラッカー系塗料は乾燥が早いと聞いていましたが、クレオスのMr.カラーがこれほど乾燥が早いとは驚きました。いつもはタミヤの水性アクリルをラッカー溶剤で溶いて使っているのですが、タミヤのアクリル溶剤で溶いたときよりもかなり乾燥が早くなります。しかし、ネイティブのラッカー塗料をラッカー溶剤で溶くと溶剤がラッカー100%となるので、赤い彗星並に乾燥が早くなります。
乾燥が早いためか、タミヤに比べてもともと塗料が濃いせいなのかは判りませんが、私が身につけた希釈の程度ではまだ濃すぎるようで、糸を引いてしまいました。相当に薄めて使うことになるため、塗料の使用量がものすごく少なくてすみます。
これまでの経験から、タミヤの水性アクリル塗料をラッカー溶剤で薄めて使うのが一番使いやすいですね。塗料の濃度の調整範囲は一番ルーズですし、乾燥はほどほどに早く、しかも下地の隠蔽力はかなり協力です。
パーツのすれによる塗料の剥がれ
可動部分の多いモビルスーツの模型です。あちこちさわっている内に、パーツ同士がこすれる部分がはげてしまいます。特に腰の周りにある装甲板と太もも、肩のブロックとその外にある盾(左肩)もしくはスパイク付き装甲(右肩)などです。
最初は筆で修正しようかと思ったのですが、この場所は実機でもすれて塗料がはげやすい部分かと思います。なんたって3倍速く動くシャーですから、3倍すれるはずです。仕上げの段階で、このナチュラルチッピングを中心にチタンカラーでチッピングを入れることにします。ですからすれ傷はとりあえずはこのままにしておきます。
ガンプラは早く作れる?
戦車とはかなり異なる作業行程のため、全体の進捗がつかめていませんでしたが、こうして形になってみると意外に早くできると感じました。このあとウエザリングの行程が残っていますが、戦車ほどゴテゴテにするつもりはありませんし、ウオッシングもABS製の可動部パーツの破損を考えると派手にはできませんから、そんなに時間はかからないでしょう。
(全作品完成まで あと18)
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