M4ハイスピード・トラクター その6 各部の塗分けとフィギュアの組み立て
2008年2月15日
Category : AFV フィギュア アメリカTags : アメリカ歩兵牽引車
転輪の塗分け
細部の塗り分けを開始しました。 ここからは塗り分けが終わるごとに組み立てていきます。いよいよ完成が近づいてきている感じがしますね。最初はおきまりの転輪のゴム部分です。数が少ないので助かります。
上部転輪と誘導輪はゴムが付いていませんから、擦れて金属が露出しています。走らないとすぐに錆びたでしょうが、走っていればそれなりに銀色をしていたはずです。
キャビン室内の塗り分け
キャビンの内側に仮留めしてあった座席を外し、塗装します。またダッシュボートやレバー類、そして消化器も塗装します。
メーターパネルはデカールが付属していました。こんな凸凹にどうやって貼ったらいいの?と思いますが、マークソフターとモケモケで買った、名前は忘れましたが、黒いプラ棒の先に堅めのスポンジ状のプラスチックが付いたあの棒で無理矢理押さえつけました。余白の部分はツヤが出てしまいますから、乾燥後に再度上からオリーブドラブで塗装です。少し破れた部分もありますが、なんとかそれなりに収まりました。
ここでキャビンを本体に接着するのですが、その前にもう一仕事残っています。
フィギュアの組み立て
運転席にフィギュアを乗せます。運転手は M4 81mm自走迫撃砲 の運転主君をこちらに転属しました。これを先に乗せないとキャビンの屋根が接着できませんからね。
しかし自走迫撃砲もM4、この高速牽引車もM4ですからね、ややこしいですね。なんでみんなMなんでしょうね。種類によって変えればいいのに。
ハーフトラックの運転手はハンドルを握って正面を向いています。しかし高速牽引車では屋根が低いためそのままでは頭がつかえて収まりません。体を前に倒したり、シートを削ったりしたのですが、なんだかイマイチです。そこでポーズを大幅に変更して、車外に身を乗り出しているポーズにしてみました。また車外にはM8自走榴弾砲(タミヤ)に付属していた戦車兵をおいてみました。
運転手はポーズを大きく変更するため、手足、腰をバラバラにし、関節部分を切り取り、そこに0.7mmの真鍮線を刺してポーズを決めました。ポーズが決まったらそこにデューロパテを盛って形にしました。
立っている方の戦車兵はポーズはそのままですが、制作したのが2005年の5月とかなり前でして、プラモ日記が始まって初めて作ったアメリカ兵だったのです。それでもう一度塗り直すことにしました。
サフを吹く前に、比較のために写真を撮っておけば良かったのですが、残っているだろうと思ったので、撮っていませんでした。そして、過去の写真をさがしてもごらんの通り、あまり写りの良くない物しかありません。残念!
(全作品完成まで あと36)
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