アメリカ・M4ハイスピード・トラクター その11 完成!!
2008年2月23日
Category : 完成 AFV アメリカTags : 牽引車
ドライブラシとチッピング少々、そしてパステル小さじ一杯
ドライブラシはエナメル塗料をペトロールで2倍ほどに溶いて3段階ほどしました。今回はあまり白を強くしませんでした。特に理由はありません。仕上がりを見ながらドライブラシするのですが、結果としてこれで良いかな?って感じに仕上がったからです。
チッピングもエナメル塗料をペトロールで溶いて面相筆で入れます。なぜペトロールで溶くかというと、エナメル溶剤よりも乾燥が遅そうだからです。ちっぴんをチョンチョンと調子よくいれているときに、筆が何度も乾くのはかないませんからね。
ドライブラシとチッピングを一晩かけて十分に乾かしたら、最後に隠し味でセピアのパステルをまぶします。入り隅に入れたり、鉄板の表面を所々すすけた感じにしたりします。またMIGピグメントの錆色(ライトラスト)も錆びやすそうな所にこすりつけ、最後にMIGピグメントのスモークを排気管の出口周辺にこすりつけました。
これで完成ですね。やれやれ・・・
エンジンルーム
作業の途中で接着した砲弾ラックが取れてしまいました。やはりちゃんと塗料を剥がしてから接着剤を塗らないとだめですね。
取れたついでに、これなら中がよく見えますから、接着せずに置きました。もしかしてこの部分だけを取り替えれば、他の大砲を牽引するタイプにもできるんですよね?
いんちき合成写真
いつものインチキ合成写真です。本当は後ろにアメリカ兵がたくさんいるのですが、見えるのは窓越しに二人ほどです。残念!!
それにしても、このドライバー君、すごく苦労して改造したのに、ほとんど目立ちません。浮かばれませんね(涙)
いろいろな野暮用が重なって、完成までに2週間も掛かってしまいました。予定では10日ほどで完成するつもりだったんですけどね。遅くなった原因は、忙しかったこともあるのですが、思いの外キットの組み立て・塗装の順番に悩んだことも原因です。ほぼフルインテリアに近い再現と細かいところまで良くできているため、少々手間取りました。
結局ロングトムは手に入れることができなかったので、ハイスピード・トラクターだけを後ろにロングトムがあるつもりで作りました。いつかこの車輌のために相棒を見つけてやりたいですね。
(全作品完成まで あと36)
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