ウイーゼル装甲車Mk20A1 その2 車体の組み立て
2008年3月4日
Category : AFV ドイツ連邦Tags : ウイーゼル
車体の組み立て
車体にさまざまなパーツを取り付けていきます。 小さなパーツばかりでなかなか大変です。なかでも一番のキモがこの排気管カバーでしょう。排気管全体がエッチングパーツでできたメッシュのカバーで覆われています。排気管はいつも別で塗装しているのですが、今回は網の中でよく見えないと思いますので、そのまま未塗装で入れてあります。というか、全部塗り終わってからこの排気管カバーを後から付けす作業がある事情からできなくなりました。
排気管カバーは細長くて曲げにくい上に、堅いステンレスのエッチングパーツです。これは難敵でした。あのエッチングパーツを挟んで曲げる道具(名前は忘れました)を使ってやっとこさ曲げることができたのですが、なんと前の部分(このカバーは中央で二分割です)の折曲げを裏表間違えてしまいました。当然曲げ直したらバラバラです。結局形を作りながら1枚ずつ車体に接着です。そのため塗装後の接着を断念せざるを得ませんでした。
さらに失敗は続きます。排気管カバーの最前端のパーツを無くしてしまったのです。小さなごま粒のようなエッチングパーツを飛ばすというのは良く聞く話ですが(それはそれで悲しい…)、1cm近くもある大きなパーツが忽然と姿を消してしまったのです。空中を飛んでいる姿は見たのですが、着地後の消息がわかりません。おそらく完成後にひょっこりと出てくることでしょうね(これもよくある話です…)。
結局プラ板で作り、そこに延ばしランナーで作ったリベットを2個貼り付けました。こんなところでまだシャアザクのピンクのランナーが活躍しています。このランナー、色が派手でよく目立つため、作業性が良いんですよね。
運転手フィギュアの組み立て
このキットにはフィギュアは付属していません。AFVクラブはいつもですよね。しかしそれを不憫に思ったお友達のホワイトタイガーさんが西ドイツ軍のフィギュアを2体プレゼントしてくれました。しかもホーネットのヘッドまで付けてです。こりゃ感謝!感謝!
実物の写真をいろいろと眺めていると、戦車兵用のヘルメット(?)を被った兵士や、黒のニットの帽子をかぶった兵士にまざって、赤やら黒やらのベレーを被った兵士もいます。カッコいいので赤のベレーにしましょう。
それにしてもホーネットのヘッドは男前ですね。すっきりといい顔をしています。腕の先を削ってなんとか小さなハッチを通るようにしてあります。さすがに乗せたままじゃ塗装は難しいですからね。
グスタフその後
グスタフですが、デカールを貼ってから24時間が経過したので、フラットを吹いておきました。ほとんどのシルバリングは目立たなくなったのですが、一部のデカールは全体が白くなってしまいました。やはりデカールがかなり古かったのでしょうか。水に浸してから剥がれるまで数分かかるなんて変ですからね。
明日にでもウエザリングをして完成ってとこでしょうか。小さいのでウエザリングもそれほど手間はかからないと思います。
(全作品完成まで あと39)
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