ウイーゼル装甲車Mk20A1 その6 汚し塗装【汚し用の筆フィルバート・コーム】
2008年3月11日
Category : AFV 道具 ドイツ連邦Tags : ウイーゼル
新兵器登場
汚し塗装をするにあたり、新兵器(筆)を購入しました。プラモを作ろうDVDの中で仲田師匠は使い古しの平筆の先をわざと痛めてバラバラにしてこれで雨だれや汚れを描いていましたが、わたしには筆をわざとボロボロにする勇気はなく、その代わりこんな物を買ってきました。
これはアメリカーナ(トールペイント用水性アクリル塗料)を出しているアシーナが出している筆のラヴィアというシリーズの、シリーズ7850 フィルバートコーム という筆です。フィルバートというのは何かの(忘れました)木の実の形に先が丸くなった筆で、コームというのは櫛という意味です。つまり先割れのフィルバート平筆ってことです。
この筆の本来の使い道は動物の毛や草むらを書くのに使うそうですが、実際に書いてみると写真の通り細いかすれた線が一度にたくさん書けます。この筆の幅が1/4インチ(約7mm)ですからどんな感じか判ると思います。
これを使って汚れを書き込んでみようという算段です。かつては適当にゴシゴシと汚していたのですが、最近では師匠のまねをして(できてはいませんが)、筆で汚れを書き込むようにしています。しかし面相筆ではさすがに手間がかかるので、師匠も先を広げた平筆を使ったんでしょうね。
汚し塗装
汚しはまず最初にエアブラシでふわりと埃を乗せます。ついでに車体下面を中心に下から上へ吹くようにして汚れを付けていきました。その後ウオッシングでします。埃色はタミヤのフラットアース。ウオッシングは油彩のセピアです。
ウオッシングがそこそこ乾いたら(油彩なのですっかり乾くには時間がかかります)、いよいよフィルバートコームの出番です。最初はバーントアンバーを付けて下から上に向かって筋をたくさん入れました。次にローアンバーでもう少し少なめに筋を加えます。下から上への泥の跳ね上げはこんなところで。最後に雨だれを上から下に向かってローアンバーで入れました・・・がこちらはあんまり目立ちませんね。
こんなに小さな戦車ではフィルバートコームの実力は全然発揮できません。今度はもっと大きな戦車でやってみたいですね・・・と少しだけ予告編だったりして
(全作品完成まで あと39)
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