ウイーゼル装甲車Mk20A1 その5 細部の塗分け
2008年3月10日
Category : AFV ドイツ連邦Tags : ウイーゼル
細部の塗り分け
デカールが乾燥したので、上から半ツヤ消しのクリアをコートしました。なぜ半ツヤかというと、なんとなく現用はピカピカってイメージがあるからです。ただしフラットブラックで指示のある部分だけはもう一度フラットブラックで塗って完全なつや消しにしました。
OVMやらストップランプや方向指示器のランプも塗り分けです。現用車輌は道路を現代の道路を走らなければならないので、お巡りさんに捕まらないようにちゃんと車としての装備を備えなければいけませんからね。おっきなサイドミラーだって付いていますよ。
ヘッドライトと方向指示器のディテールアップ
ヘッドライトはお約束通りリューターで中をくり抜いて銀色に塗り、その上からクリアパーツのレンズをはめます。レンズは手持ちのレンズから適当に合う大きさの物を探しました。どうしてもないときは作りますが、今回はなんとかそれなりの大きさの物がありました。
方向指示器はパトカーの赤色灯のように飛び出した形をしています。キットではこれはフェンダーのパーツに一緒にモールドされています。つまり不透明なのです。このままオレンジ色に塗ってもちょっとなんですので、これを透明パーツで作り直すことにしました。
透明のランナーを伸ばしてこの太さになるようにします。何本も作ればそのうち適当な太さの物が得られます。これの先を丸めてこの形に整えます。保護用の枠は0.28mmの銅線を瞬間接着剤で貼り付けました。少しゆがんでいますが、ここまでしかできません。ガマンガマンです。実は、写真はたまたま一番まともな角度から写っています。他の角度から見たらもう・・・
フィギュアの組み立て
車体の乾燥待ちの間にフィギュアを組み立てていました。といっても首をすげ替えただけですけどね。ホーネットのヘッドに交換するために、丸鋸をハンドリューターにつけて元々のタミヤのフィギュアの頭を切り落とします。なんとも残酷な光景です。タミヤのフィギュアの頭は首があまりなく、体に埋まった感じだったため、切り落とした後、彫刻刀で襟を作ってやりました。
ホーネットのヘッドを差し込む穴は先が四角くなったバードリルをハンドリューターに取り付け、円柱形にくり抜きます。こんなのを手作業でしたら大変な労力が必要なのでしょうが、ハンドリューターならものの数分です。文明の利器ってありがたいですね。
ホーネットのヘッドの首は長めに切り落とし、さらにそれ以上の深さに穴を彫り込みます。こうして首の長さが一番ふさわしいと思う位置を探して瞬間接着剤を流し込んで固定しました。
フィギュアは2体ともホーネットのヘッドも含めてホワイトタイガーさんからの贈り物です。ホーネットのヘッドはさすがにイケメンですね。ベレー帽がよく似合います。こんな男前のフィギュアをありがとうございました。
(全作品完成まで あと39)
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