Cold Morgen (寒い朝) その2 針葉樹の制作
2008年10月7日
Category : ジオラマTags : キューベルワーゲンヤクトパンター地面
レイアウト
レイアウトといっても今回は選択の余地がありません。なにしろメッチャ長砲身(その上主砲が前の方に付いている!!)のヤクトパンターとフィギュア、キューベルワーゲンが一直線に並ぶわけですから、これをベースの対角線に置くだけです。そして主役はフィギュアたちですすから、彼らがよく見えるように置きます。
キューベルワーゲンは轍の先が停止位置ですから最初から位置は決まっています。そこを基点にロッドでつなぎ、ヤクトパンターを置くわけですが、その時の自由度を確保するために、地面には轍をいっぱい付けて、どこに戦車を置いてもOKにしました。
針葉樹の制作
太さ1cmのバルサの丸棒を切ってそこに0.9mmの針金を差し込んで枝にしました。私の住んでいる濃尾平野の一番海よりの町では大きな針葉樹はあまりなじみが無く、クリスマスツリーを思い出しながら枝を付けていきました。先日四日市の伊坂ダムに遊びに行ったときにリサーチしておけば良かったですね。
最初はこれの1/3程度しか枝が付いていなかったのですが、枝葉に使うドライプランツの1本1本が思いの外やせているので、枝の数をドンと増やしました。
針葉樹の塗装
地面に使ったウッドモルフォは最初から土色をしていたり、軽くてべたつかず、さらに低価格ということはないのですが、乾燥硬化に少々時間がかかるのが玉にキズです。丸一日じゃ固まりませんからね。
そんなわけで針葉樹の制作を進めます。
次は塗装です。針金を使っていますから、サーフェイサーを吹き付けておきます。そしてその上から塗装です。
木の色というのは茶色という刷り込みがありますが、山に生えている木の樹皮はあまり茶色くありません。どちらかというと黒っぽいグレーって感じです。
この写真は、以前家族で郡上にキャンプに行ったときに撮影したものです。逆光で色がわかりにくいのですが、これを参考にニュートラルグレーとダークアースを混ぜて樹皮の色を作りました。グレー1にダークアースが2~3ぐらいだったと思います。
実際に塗ってみました。幹はエアブラシですが、枝は筆塗りです。最初はエアブラシで塗っていたのですが、塗料の大部分が枝に命中せずに空中にばらまかれてしまいます。このままでは塗料がどれだけあっても足りませんし、大気汚染にしかなりません。いくらエアブラシが楽ちんといっても、適材適所ですね。
(全作品完成まで あと41)
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