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JAXA・小惑星探査機はやぶさ その6 完成!!

Category : 完成 宇宙船

Scale : 1/32 Maker : アオシマ Post : 212-6


小惑星イトカワ(展示台)の組み立て

小惑星探査機はやぶさ 展示台の組立て

小惑星探査機はやぶさ 展示台の組立て

はやぶさには足がありませんから、展示台が無いと置くことができません。イトカワ表面に着陸した際も(予定外の事件だったそうで、本来はタッチアンドゴーでサンプルを採取してすぐに飛び立つ予定でした)、太陽電池パネルを地面につけて傾いていたと予測されます。

で、キットには陳列台が付くのですが、その足下が小惑星イトカワになっているという凝りようです。

でも残念なことにイトカワはそらまめのようにツルツルです。 これではナンなので、表面にのりをべっちょり塗って、ホカホカカイロの中身をまき散らしました。ちょっと凸凹にしすぎたかもしれませんね。

自分でピグメントを作れる粉 アメリカーナ編

アメリカーナ タブ・グレー

アメリカーナ タブ・グレー

イトカワの塗装はアメリカーナのダブ・グレー(Dove Gley)という色をチョイスしました。すこしベージュがかった明るいグレーです。イトカワのカラー写真なんて誰も見ていないのですが、私のイトカワのイメージはコレです。

で、最終的にピグメントで仕上げようと思うのですが、この色ずばりのピグメントは市販されていません。ですが私には秘密兵器のピ作粉があります。今回はアメリカーナで作ってみましょう。

アメリカーナでピグメントを作る

アメリカーナでピグメントを作る

昨日の制作ではかなり神経質に量を計ったのですが、少々大量にできすぎるので今回はもっと実用的(?)に適当にやってみました。

容器もペットボトルでは中にピグメントが残ってしまい、ボトルも再利用できなくなるので、今回はマクドナルドのサラダ容器をいきなりつかいました。

水の量はだいたい150g程度、そこにアメリカーナを1.5g(タブン)ほど入れました。アメリカーナは59mlで150円ほどですから、1.5gなんてもう数円です。驚異のコストパフォーマンスですね。

ピ作粉も0.75gなんて計れませんから、適当です。塗料の撹拌棒の先でチョイチョイです。

でもちゃんと固まりました。こんどは濾過作業を早くするために、しっかりと沈殿させ、うわずみを静かに捨て、残った部分だけを濾紙で濾しました。絶対的な量が少ないこともあり、10~20分ほどで濾過が完了しました。実用的ですね。

イトカワにピグメントを塗る

小惑星探査機はやぶさ 展示台(イトカワ)にピグメントを塗る

小惑星探査機はやぶさ 展示台(イトカワ)にピグメントを塗る

アメリカーナをエアブラシで塗装したイトカワに、泥状のピグメントを塗りつけました。残ったピグメントは乾燥後に粉として巻いてみようと思います。

ところが一夜明けてみると、ピグメントはしっかりと乾燥していたのはいいのですが、恐ろしいほどにカチカチです。まるで砕ける気配もありません。

ここで固まりのままサンドペーパーで擦って粉にすれば良かったのですが、トンカチでたたき割ってしまったため、なんともできなくなってしまいました。moppuさんのレポートではそれほど堅くならなかったようですから、どうもこの激カチカチはアメリカーナ特有かもしれません。せっかく激安なのに粉として取ることはできないのでしょうか。さらに研究が必要ですね。

小惑星探査機はやぶさ 展示台が完成

小惑星探査機はやぶさ 展示台が完成

展示台の足と銘板はピグメントの乾燥待ち時間に塗装しました。展示台の足は宇宙の漆黒をイメージしてツヤありのブラックで塗装です。

銘板は金色で塗った上から塗膜の弱いアクリルの黒を塗り、文字の部分だけ黒を剥がして金を露出させました。太陽電池と同じやりかたです。

完成!!

JAXA・小惑星探査機はやぶさ 1/32 アオシマ

JAXA・小惑星探査機はやぶさ 1/32 アオシマ

これにて小惑星探査機はやぶさの完成です。とこや特派員の撮影した実機(模型)の写真を見るとまだまだ手を入れる箇所は山のようにありそうです。ですが、繊細な宇宙船はプラモで再現するには少々無理があるようで、そこは妥協が必要ですね。自分なりにはこのデキでほぼ満足しています。

はやぶさのキット制作は、太陽電池パネルのラインの再現やサーモブランケットの再現、さまざまなパーツのディテールアップとはやぶさのミッションのように問題が山積でした。い、いや・・・はやぶさと比べるなんてとんでもない行為でした。もうしわけありません(汗)。

地球に帰還する小惑星探査機はやぶさ

地球に帰還する小惑星探査機はやぶさ

地球に帰還するはやぶさを合成してみました。 地球がこれくらいのサイズに見えている頃はすでにイオンエンジンは停止しているはずですし、サンプルのカプセルも切り離していると思います。それでも地球がこれくらい大きい方が絵になるので、お許しください。

イオンエンジンは最後まで無事だったのは向かって左下のCだけだったのですが、スラスターが不調だった左上のAの中和機(スラスターの横にある小さな噴射機)と中和機が壊れた右上のBのスラスターを電気的に接続し(もともと予備の回路をもっていたなんて準備が良すぎですよね)、2基を1基として運用して必要な推力を得たそうです。

私ははやぶさの快挙にはあらゆるリスクを想定し、それを克服するための仕組みを初めから仕組んでいたという卓越したリスクマネジメントがあったからだと思います。この驚異的なリスクマネジメント技術は宇宙開発以外でも、いえ科学技術以外の企業経営や行政、スポーツ、はたまたプラモ制作に至るまで応用可能かと思います。ですから声を大にして言います。

民主党の皆さん、はやぶさの予算を減らさないでください。大幅に増額したって大丈夫。今の日本の繁栄は科学技術がもたらしたことを忘れないでください。

色味の違う金色の半球は採取したサンプルを地球に戻すための耐熱カプセルです。残念ながら砂粒と言えるほどのサンプルは入っていなかったようです。下に伸びているのがサンプル採取用のサンプラーホーンです。岩を砕くための弾丸を発射するのですが、どうやら安全装置が外れなかったようです。 これぞ初めて惑星間航行に実用されたイオンエンジンです。わずか60kg程度の燃料と太陽電池で10億キロもの距離を飛行しました。地球との通信に使われたパラボラです。一時3ヶ月間も通信が途絶えたのですが、じっと充電を繰り返し、自分から通信を再開しました。けなげじゃありませんか(涙)。機体に貼られたサーモブラケットはクリアイエローを塗ったアルミホイルで再現しました。

(全作品完成まで あと76)

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