小惑星探査機はやぶさ その5 パラボラ、サンプリングホーン、細部の塗分け
2010年7月6日
チャーチル・クロコダイル戦車で使うアレの謎を残したまま(笑)、毎日日替わりで別のキットをいじっていますが、今日ははやぶさです。
パラボラの制作
パラボラアンテナを取り付けます。パラボラアンテナは網でできており、下のボディが透けて見えます。キットではソリッドなプラなので当然透けては見えません。これを網に交換・・・なんて意見もありますが、実物の網はかなり細かく、しかも工作の難易度を考えると、知らないふりをするのが身のためでしょうね。
そんなわけで、網であったことはあっさりとスルーしてしまいました。
網であることを強調するために一度ウオッシングをしてみたのですが、薄汚くなっただけなので、再度塗り直しました。やっぱり純白のパラボラがはやぶさには似合います。
アンテナの足にはアルミホイルを巻いたのですが、アンテナの先は形状が複雑でキレイに巻けそうもありません。そこでシルバーで下塗りした上からクリアイエローを塗ってごまかしたのですが、離れてみればほとんどわかりません。
ってことは・・・全体にアルミなんか貼らなくても・・・(汗)
細部の塗り分け
細部を塗り分けていきます。黒い長方形の部分は全て銅色で塗装指示がされているのですが、実機の写真を見ると黒っぽくしか見えません。そこで実機でも銅色に見えたあの四角以外はツヤありの黒にしました。
あの大きなおへそのような丸い物はサンプルを回収する耐熱カプセルです。実機の写真を見るとこれは本体のサーマルブランケットに比べると金色に近い色をしているので、そのままゴールドリーフを塗装しました。ペイントマーカーを筆塗りしたのでちょいとムラができてしまいました。
サンプリングホーン
小惑星のかけらを集める予定だったサンプリングホーンです。 これは実物とはかなりかけ離れているのですが、アオシマの設計者も一番悩んだんじゃないでしょうか。アレはプラモじゃ再現不可能です。これで良しとしなくてはいけないでしょう。
でも細長い板が何枚か付いていたのが省略されていたので、これだけは追加しておきました。
実機の写真と比べると太陽電池パネルの腕の付け根が黒ではなく銀であることがわかったりとまだまだ修正の箇所があるようです。着色したアルミホイルが裏返ってはげたように見える箇所もあります。アルミホイルのハゲは筆塗りで上からクリアイエローを塗ってやれば修正できます。
すでに四方八方に構造物が飛びだしていてはやぶさ単体では地面に置くことができません。重力が1/10万のイトカワでないと壊れてしまいそうです。いよいよ陳列台の塗装に入るのですが、先に塗っておけばよかったと後悔しています・・・
(全作品完成まで あと77)
コメントを残す