ドゥカティ・デスモセディチ その7 ボディパーツの研ぎ出し
2013年11月26日
ボディのウレタンがしっかりと硬化したので研ぎ出します。ラッカーは研ぎ出せるほど堅くなるには1~2週間必要なのですが、フィニッシャーズのウレタンクリアは4~5日もあれば硬化してくれます。この待ち時間の短さも魅力ですね。
最初に3Mのスポンジヤスリで平らにします。ウレタンは硬化の途中で表面張力でテカテカになってくれるのですが、多少表面がゆるやかに波打ってしまいます。そこで一度ヤスリで平にならしてやります。削り始めると平になったところから白くツヤ消しになっていくのでよくわかります。
デカールによる段差ができたところも平にならしてやります。表面が平になると、まるでデカールがプラの中に吸い込まれるような錯覚をするくらいです・・・少しおおげさ(;^ω^)
基本はウルトラファイン(青)を使いますが、凸凹が大きいときはスーパーファイン(赤)も使います。そしてマイクロファイン(緑)でさらにツルツルにして、最後に#2000番のサンドペーパーで仕上げます。
ペーパーがけだけではまだ真っ白なままなので、今度はコンパウンドです、タミヤの粗目、細目、仕上げ目を使うとピカピカになります。さらに輝きが欲しければハセガワのセラミックコンパウンドを使ってもいいでしょうね。
タンクやボディパーツの裏側をつや消しの黒で、タンクの下半分を半ツヤの黒で塗装します。タンクはマスキングをしてエアブラシで塗装しました。マスキングを剥がすときにデカールが一緒に剥がれないかドキドキです。ウレタンをガッチリ吹いてあるので大丈夫かと思いますが、昔ごっそり取れちゃったことがあるので、それがトラウマになってます。
タンク以外は筆塗りで黒を塗りました。筆塗りの時はエナメルを使います。エナメルは乾燥が遅いので筆塗りに向いている上、はみ出してもウレタンの上ならば溶剤でキレイに拭き取れるからやり直しが利きます。
研磨と塗装が終わったボディパーツを取り付けます。取り付けはフロントフェンダー以外はビスによるねじ止めですからキレイにかつガッチリと取り付けることができます。ここで接着剤を使うのってドキドキなんですが、ねじ止めなら安心です。
いよいよここまできました。明日はカウリングの予定ですが、忘年会なのでプラモはお休みかな?
(全作品完成まで あと88)
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