ドゥカティ・デスモセディチ Op.324 制作開始
2013年10月30日
吸排気バルブの開閉をバネではなく閉じるのも機械で行う強制開閉バルブ開閉機構であるデスモドロミックを市販車に唯一採用しているのがイタリアのドゥカティです。そのデスモドロミックをV型4気筒16バルブエンジンに組み合わせ、イタリア語で16を意味するセディチをくっつけデスモデティチと命名されたのが今回制作するレーシングバイクです。このような凝ったメカニズムは日本のお家芸かと思っていたのですが、イタリアのメーカーがやっているとは驚きです。
キットはタミヤの1/12です。純正のディテールアップパーツも発売されているようですが、今回もまた素組みで行きます。タミヤの1/12は素組みでも十分な出来なので、このままお気楽に作ります。なにしろブロンコの対空自走砲でムキーとなってますから、タミヤで息抜きです。
ボディパーツの組立てと整形
説明書ではエンジンから組み立てることになっているのですが、塗装乾燥の時間が長く掛かるカーモデル(バイクですが)ではボディを一番先に整形して塗装してしまうのが効率がいいんですね。それでまずはボディのパーツを全部組み立ててしまいます。
3Mのスポンジヤスリを使って合わせ目を消すのですが、溝が残りそうな部分にはパテを埋めます。パテはいつものグレーチングパテではなく、白いMr.溶きパテを使いました。パテが緑色だと透けちゃうと困りますからね。
ついでに他のパーツで合わせ目消しが必要なものは一緒に作業してしまいます。マフラーも組み立てて合わせ目を消します。マフラーには押し出しピンの跡もチョコチョコありました。
研磨
スポンジヤスリはファイン、スーパーファイン、ウルトラファイン、マイクロファインと番手を細かくしていきます。マイクロファインの後はタミヤのコンパウンドの粗目、細目、仕上げ目を使って磨きます。すっかり合わせ目も傷もなくなりました。
マフラーは先に丸い形状にして磨いておいてからさらに2本を接着してその合わせ目を埋めます。この形にしてからでもいいんですが、磨きにくそうだったので、手間はかかりますが、2回にわけて作業します。このパテが乾いたら、このあたりだけもう一度削って磨きます。
(全作品完成まで あと90)
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