ティーガー1初期生産型・ヴィットマン その5 基本塗装と迷彩塗装
2015年6月2日
Category : AFV ドイツTags : ティーガー1ヴィットマン
ヴィットマンのティーガー1初期型です。今回はいよいよ塗装です。最終的には白塗りの冬期迷彩になるのですが、まずは透けて見えることになる3色迷彩を塗ります。少々おかしなパターンになっても上から白を塗ってしまうので、今回はあまり緊張しなくてもすみますね。(;^ω^)
詳しくはつづきをどうぞ…
サフ吹きと影吹き
ドラゴンのキットは成形色がサフの色にとても近いので、サフを吹くのは金属パーツや裏側を塗って吹きこぼれた塗料を隠すところぐらいです。手抜きじゃありません、エコです(キッパリ)。
次に影色を吹きます。迷彩塗装の上からさらに冬期迷彩を吹くので、影吹きもあまり意味が無いかも知れませんが、こちらは保険です。
大量にある転輪など車輪もサフと影色を吹いておきます。初期型は転輪の数が多いのでホント大変です。
同じ影色を使って履帯の下塗りをしておきます。そしてその上からダークアイアンを軽く塗っておきます。
基本塗装
ダークイエローで基本塗装を塗ります。ただダークイエローは1色だけではなく、暗色、中間色、明色の3色を使っています。全部自家製です。
3色を使って面毎の明暗を付けているのですが、私は平らな面は斜面でもグラデーションを付けていません。グラデーションを付けるとどうも面が曲がって見えるような気がするからです。
車輪も基本塗装をします。複雑な千鳥配列になっている転輪は奥の物は暗い色で、一番手前はより明るい色で塗っています。なんかこの写真からはあんまりわかりませんね(;^ω^)
ハッチは今回は開けた状態(垂直に立っています)で作るので、裏表の両面とも少し暗めの色で塗っています。
迷彩塗装
迷彩塗装の一色目です。上から白をかけるので、いつもよりも少しだけコントラストをあげています。透けて見えて欲しいですからね。
通常ドイツ軍の車輌では車輪のように回転する部分に迷彩塗装は禁止されています。ですが、この車輌はそのおふれが出る前なのか、車輪にも迷彩塗装が見られます。今回は面倒でも一番外側の車輪にだけは迷彩塗装をします。
これで一番最初の写真に戻るのですが、迷彩塗装の2色目のグリーンを塗ります。グリーンもいつもよりはチョッピリコントラストをあげています。さらにパターンも太く大柄にしています。これも透けたときの見栄えを気にしてのことですが、どうなりますやら。
白塗りをする前に、冬期迷彩を剥がしやすくするために全体に半ツヤのクリアを塗って3色迷彩を保護しておきます。今回は納期までの日数が無いのですが、とりあえずこのまま少し乾燥させます。
(全作品完成まで あと103)
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