3号突撃砲G後期型 その47 荷物の仕上げ
2024年5月2日
Category : AFV ドイツTags : 3号戦車3号突撃砲
オマケの荷物を仕上げます。作業自体はすこしずつコツコツと進めていたのですが、記事にできるくらいまとまるまで待っていたら、更新が少し空いてしまいました。荷物は素材がまちまちなので、それぞれで異なる作業をしました。
詳しくは続きをどうぞ・・・
スミ入れとウオッシング
まずは全パーツ共通の作業のスミ入れとウオッシングです。スミ入れはMr.ウエザリングカラーのグランドブラウンを原液のまま塗ります。これを触ってもなんとか取れないくらいまで乾かします。右端のジェリカンは乾く前に触ってしまったので、このありさまですが、特に問題はありません。
ウエザリングカラーでこってりと汚した荷物を、専用の溶剤を染ませた筆で洗って行きます。ウオッシングですね。溝や隅っこにだけウエザリングカラーは残ってしまいます。どれくらいウエザリングカラーを残すかは、素材によって調整します。木製の荷物はたくさんスミを残して、木目がハッキリ見えるようにしています。
素材ごとの仕上げ
ここからは素材毎に異なる仕上げをしていきます。まずは鉄製の荷物です。最初にドライブラシでハイライトを入れます。ドライブラシは基本の色に白をまぜながら、3〜4段階ほど明るくしていきます。
ドライブラシが済んだら、最後にチッピングを入れます。スポンジに焦げ茶色のエナメルカラーを付けて、スタンプします。小さなパーツなので、すぐにボロボロになりますが、ちょっと多めに入れています。
次は木製の荷物を仕上げます。こちらもドライブラシをするのですが、鉄の荷物とは違い、最後は明らかに明るい色をドライブラシします。この木の色に対して、最後はほとんどバフに近い色です。これをうっすらと全体に載せています。これでかすれた木の質感になるような・・・
最後は布でできた荷物です。これらも木製の荷物と同じく、最後はかなり明るい色でドライブラシをしています。但し、木製の荷物では全体に明るい色を載せたのに対し、布はエッジに強い明色を乗せました。
荷物の仮載せ
仕上げた荷物を仮載せしてみました。車体の後ろに縛り付ける丸太と車体の前にぶら下げる布は、まだ置いたままです。大きな布と木箱は載せる場所がありません。残念ながら置いていきます。
荷物もここまで汚すと、泥だらけの戦車になじみます。いよいよ次回は最終回の予定です。荷物を固定するのですが、せっかく作ったエンジンなどが見えなくなるので、なるべく置いただけにしたいですね。それに運転手以外は降りちゃってますから、全部の作業が終わったら、もう一度乗員を乗せます。
(全作品完成まで あと116)
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