F-86Dセイバードッグ その5 エンジンとダクト
2015年11月13日
Category : 飛行機Tags : F-86航空自衛隊
機体内部に組み込むパーツとしてダッシュボードの前にエンジンとダクトを組み立てます。まるで見えなくなる部分ですが、それなりにパーツが用意されていました。
詳しくはつづきをどうぞ…
ダクト内部の塗装と組み立て
貼り合わせてしまったら塗れなくなるので、先に塗装しておきます。奥側のダクトはあまり見えなくなるので塗っただけですが、手前側のダクト(小さい方)は覗けば見えるのであらかじめ押し出しピンの痕を処理しておきました。
内側は説明書の指示通りシルバーで塗装しました。
合わせ目は内側に有り、削るのが大変なので、溶きパテを塗って処理することにしました。溶きパテを塗ってから溶剤を染ませた筆でならしました。
溶きパテが固まったら、小さく切ったスポンジヤスリを使って内側を削ってならしました。
エンジンの組み立て
エンジンを組み立てます。まずは前半分の部分です。機体の内部に組み込まれてしまって見えなくなる部分ですが、せっかくなので一通り組み立てました。
一番先頭のファンの部分はダクトの奥に見えるのでメタルカラーのステンレスで塗装しておきました。
組み立てが完了した機体内部パーツを機体パーツに仮り組みしてみました。ダクトの下には前脚の格納庫とロケット弾の格納庫を付けてあります。これらが機体の構造物になってしっかりと機体を支えてくれます。
反対側の機体パーツもかぶせてみます。左右の機体はだいたいピッタリ合うようで、やれやれです。
エンジンの側面の部分には小さなエアインテークが有り、それを外せばエンジンがチラリと見えます。せっかくなので、ここから中を見せてみようかなんて思っちゃいます。
これはこのキットを作るために取材した航空自衛隊浜松基地にある浜松エアパークにあるF-86DセイバードッグのJ-47エンジンです。ここではエンジンは機体から取り出されて展示されていたので、バッチリ写真に撮ってきました。
こんなの見た日にゃなんとかこれを作って見たい気になるのですが、エンジンで見えるのはほんのちょっぴり・・・
さて、どうしたものか・・・
(全作品完成まで あと98)
関連するコンテンツ
作品No.375の記事一覧
- ノースアメリカン・F-86Dセイバードッグ Op.375 制作開始 (2015年11月4日)
- F-86Dセイバードッグ その2 シートベルト (2015年11月6日)
- F-86Dセイバードッグ その3 コクピットの組み立て (2015年11月7日)
- F-86Dセイバードッグ その4 コクピットの塗装 (2015年11月8日)
- F-86Dセイバードッグ その5 エンジンとダクト (2015年11月13日)
- F-86Dセイバードッグ その6 エンジンのディテールアップと塗装 (2015年11月14日)
- F-86Dセイバードッグ その7 機体の貼り合わせ (2015年11月17日)
- F-86Dセイバードッグ その8 機体の整形と修正 (2015年11月18日)
- F-86Dセイバードッグ その9 前脚の組み立て (2015年11月19日)
- F-86Dセイバードッグ その10 主翼の組み立て (2015年11月20日)
- F-86Dセイバードッグ その11 機体後部の組み立て (2015年11月22日)
- F-86Dセイバードッグ その12 機体の整形と尾翼の取り付け (2015年11月25日)
- F-86Dセイバードッグ その13 機体各部の組み立て (2015年11月27日)
- F-86Dセイバードッグ その14 主脚の組み立て (2015年11月28日)
- F-86Dセイバードッグ その15 機体内部の塗装とマスキング (2015年12月1日)
- F-86Dセイバードッグ その16 サフ吹きと下塗り (2015年12月6日)
- F-86Dセイバードッグ その17 機体の塗装(前編) (2015年12月7日)
- F-86Dセイバードッグ その18 機体の塗装(後編) (2015年12月8日)
- F-86Dセイバードッグ その19 増槽と脚格納庫のカバーの組み立て (2015年12月10日)
- F-86Dセイバードッグ その20 降着装置、ロケットパック、エアブレーキ、レーダー (2015年12月17日)
- F-86Dセイバードッグ その21 ステップ、キャノピー、クリアパーツ (2015年12月18日)
- F-86Dセイバードッグ その22 ウオッシング (2015年12月19日)
- F-86Dセイバードッグ その23 大きなデカール貼り (2015年12月20日)
- ノースアメリカン・F-86Dセイバードッグ その24 完成!! (2015年12月21日)
初めましてtamaと申します。
浜松にあるJー47エンジンはFー86F用のエンジンです、86D用であればA/Bが付いてます。
私が知る限りでは86D用のエンジンは、東京の旧航空高専に教材用に置いてある物のみです。
2019年3月現在では建物工事後の点検のため非公開ですが、9月位から見学日を設けるそうです。
非常に珍しい機体やエンジンの展示があるので、一度見学なさっては?
ただし公開日は基本平日です、また学園祭でも公開されますが非常に見学者が多いです。
公開日はホームページに掲載されてるので確認できます。
お薦めは平日の人が少ない日です、以前に立ち入り制限のロープが有りますが管理の方に頼んで86Dのエンジンを見せてもらいました。
また機体本体は現役時の塗装のままで非常に貴重です、エンジンと合わせて長く保存していただきたいです。
所沢の航空博物館の収蔵庫にある86Dは展示公開日にコックピットを見学できます、収蔵庫の公開日も限られているのでホームページでご確認下さい。
tamaさんこんにちは。情報ありがとうございます。
浜松のエンジンは86Fのものだったんですね。勉強になります。
秋に公開されるということですが、なかなか関東まででかけてとなると敷居が高いです。でも行きたいですね。