F-86Dセイバードッグ その17 機体の塗装(前編)
2015年12月7日
Category : 飛行機Tags : F-86航空自衛隊
いよいよ機体の本塗装です。F-86Dセイバードッグは全身銀色で未塗装に見えますが、実は機体の前半分と下面、翼は保護のために無塗装のアルミとよく似た色で塗られています。今回はその部分を塗装します。
使った塗料はMr.カラーの特色セットの新製品「航空自衛隊機アルミナイズド・オールドタイマーカラー」セットからアルミナイズド・シルバーを使いました。
詳しくはつづきをどうぞ…
機体後端の塗装
先に機体の後端を塗装しておきます。説明書の指示通り焼鉄色で塗ります。浜松基地の実機はこの部分もすでに塗装で塗られており、実際に飛行をしていたときの色じゃないようなので、本来の色は分かりません。ここは説明書に従います。
整流用(なのかな?)の小さなひれがたくさん付いているのでマスキングはやりにくいのですが、なんとかマスキングテープで隠しました。多少の吹きもれはあるかもしれませんが、焼鉄色はツヤ消しのメタリックなので、一番筆塗りでも塗りむらが分かりにくいので、後から修正が効きます。
アルミナイズド・シルバー
機体の前半分、だいたいコクピットのあるあたりの斜めのパネルラインより前、機体の下面、主翼とスタビレーターをアルミナイズド・シルバーで塗装します。
8番の銀色に比べると少しだけ白っぽく、少しだけツヤ消しのようです。非常に隠蔽力が強く、わずかに吹くだけで、下地の黒はすっかり見えなくなってしまいました(;^ω^)
機体の下面は全面がアルミナイズド・シルバーです。あまりぎらつくことも無く、しっとりとしたいい感じの銀色です。これはいいですね。
なんでこんな色をセットで売るんでしょうか?ほとんど使わない機体内部色が一緒に入っています。まぁ、白とグレーですから、どうにでもなりますけどね。
このまま十分乾かしてから、マスキングをして機体の後ろ半分を塗装します。銀色はマスキングに弱いので、ちゃんと乾燥させないとね。
(全作品完成まで あと )
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