3号突撃砲D型 熱帯エアフィルター その7 スミ入れ、足回りの組み立て
2018年5月9日
Category : AFV ドイツTags : 3号戦車3号突撃砲
足回りを汚して組みたてます。3号系はわりとザックリとした足回りなので、組みたててから汚すこともできそうですが、そこはいつもの手順で先にそれぞれのパーツを汚して置いてから組み付けます。おっと、その前に車体のスミ入れ作業が先でした。
詳しくはつづきをどうぞ…
スミ入れ
明るい色の車体なのであまりスミが強く入って薄汚くなるのもなんですから、今回はスミ入れ塗料が強く残らないように全体を半ツヤクリアで仕上げてあります。でもスミ入れ塗料のMr.ウエザリングカラーが乾くとツヤ消しなので、最終的にはツヤ消しに振られます。
スミ入れ塗料はいつものクレオスのMr.ウエザリングカラーのグランドブラウンです。原液のままスミを入れたい箇所に塗り、乾いたら専用の溶剤を染ませた平筆で拭き取ります。滑り止めが刻まれたフェンダーはこのやり方ではまっ黒になってしまうので、薄めたウエザリングカラーを使いました。これで車体上部の明るい色味が少し落ち着いてくれました。
車体下部の汚し
車体の下部を汚します。乾いた砂漠をイメージしてアダムワイルダーのピグメントのドライマッドを使いました。薄めて全体に塗り、乾いたら堅めの筆でこすって余分を落します。全体に薄汚れた感じにし、あまりドロドロにはしません。ドライマッドは明るい色なので、影色で暗かった車体の下部が上部とは逆に明るくなり、上部とのバランスが取れてきました。
履帯の組み付け
履帯も同様に汚します。履帯は地面と擦れる部分にエナメルのチタンシルバーをドライブラシみたいにしてこすりつけてます。
車輪を接着剤で固定し、そこに履帯を取り付けます。ドラゴンの軟質プラは接着剤が良く効きますから、履帯の形をティッシュなどを詰め込んで固定し、納部転輪や起動輪、誘導輪に接着剤を流します。このまま数時間放置すれば履帯がこの形で固まります。
ティッシュを外しました。接着剤で溶けちゃったピグメントはもう一度上から塗っておきます。連結可動式履帯のようにはいきませんが、ベルト式でもなんとか履帯が重みで垂れている感じにはなりました。
さて、ここまれくればもう一息ですね。最後の仕上げに車体の上部を汚せば完成です。明日にはフィニッシュの予定です。
(全作品完成まで あと130)
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