3号突撃砲D型 熱帯エアフィルター その5 塗装
2018年5月5日
Category : AFV ドイツTags : 3号戦車3号突撃砲
いよいよ塗装作業です。今回はアフリカ仕様ということでダークイエローの一色で塗装します。アフリカ仕様の場合ジャーマングレーの上にハゲハゲになったダークイエローを塗るってのをよくやりますが、今回は箱絵のイメージで最初からダークイエローで塗られていた車輌とします。ただし、ヨーロッパ戦線の車輌と違い、南の強い太陽光の下でハッキリと明暗の付いた様に塗装します。暗色はいつもよりも暗く、明色はいつもよりもより明るくです。
詳しくはつづきをどうぞ…
サフ吹き
まずは自家製の影色のサフを全体にたっぷりと吹きます。奥まった所は基本塗装の塗料が届きにくいので、そこも保険の意味でしっかりと塗っておきます。自家製影色サフは黒サフとマホガニーサフを同量混ぜて、そこにグレーのサフを少々混ぜて明度を調整しています。
グレーのサフを使い光が強く当たる部分を明るくします。三突のように傾斜装甲を持つ車輌ではmかなりの部分に光が強くあたるので、上から見ると真っ白になります。逆に下から見たらまっ黒です。今回の仕上がりのイメージにぴったりですね。
車輪のサフ吹き
車輪にもサフを吹きます。写真の加減で少し明るめに調整されていますが、実際はまっ黒です。転輪の周囲はタイヤブラックを塗っています。
基本塗装(暗色)
光が強く当たる部分以外を暗色で塗装します。暗色はダークイエローに影色のサフを混ぜて作ります。配合比率はいつもだいたい適当なのですが、今回は少し影色を多く入れて暗めに調色しています。
基本色と明色
続いて残った部分に基本色のダークイエローを、また光が強く当たる天板などにダークイエローにツヤ消し白を混ぜた明色を吹きます。こうしてみると、フェンダー下の暗色と車体側面などの基本色、天板などの明色の明るさの違いがよくわかります。北アフリカの強い太陽光の下で強めの影ができるのをイメージしています。
転輪の塗分け
車輪は全て暗色で塗装します。転輪は周囲のゴム部分との塗り分けが必要になるのですが、製図用のテンプレートを使ってゴムの部分を覆い隠して中央部分だけにダークイエローの暗色を吹きました。この方法は面倒なようですが、おそらく筆塗りで周囲のゴム部分を塗分けるよりも何分の1かの時間で作業が終ります。
デカールの下地づくり
戦闘室の側面には国籍マークなどのデカールを貼ります。ツヤ消しのザラザラ状態のままではデカールが密着せずに余白が白浮きしてしまうので、一旦下地をツヤ有りクリアでツルツルにしておきます。クリアをしっかりと乾かしたらデカールを貼りましょう。
(全作品完成まで あと130)
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