M48A5パットン 105mm砲 その7 スミ入れと足回りの組み立て
2018年5月20日
Category : AFV アメリカTags : M48パットン
今回はスミイレをします。大きな車体とは言えスミ入れ作業だけならそれほど大変じゃ無かったので、そのまま調子に乗って足回りの汚しと組み立てをしてしまいました。
詳しくはつづきをどうぞ…
スミ入れ
スミイレをします。スミイレはいつものMr.ウエザリングカラーのグランドブラウンを使います。少し明るめのオリーブドラブにはとても相性が良いみたいで、なかなか良い味を出してくれました。スミ入れ塗料は瓶生のまま大雑把にスミを入れたい箇所に塗りつけ、指で触れるくらいまで乾かしたら専用の溶剤を染ませた平筆で落としていきます。車体や砲塔の表面には軽い凸凹の鋳造肌が残っているのですが、半ツヤで仕上げてあるので、あまり残りません。逆にパネルラインや取っ手やリベットなどの周囲には意識して残しています。主砲の防水キャンバスも割と残し気味にしています。薄汚いくらいが丁度良いですね。
足回りの汚しと組み立て
スミ入れ塗料がしっかりと乾くのを待つ間足回りを汚して組みたてます。今回はピグメントなど粉を一切使わずに仕上げます。足回りの汚しはMr.ウエザリングカラーのサンディブラウンを使ってスミイレと同じ様な要領で汚します。ただし拭き取りは非常にザックリとで、かなり残し気味にしています。特に車輪など薄めに溶いてウエザリングカラーを流しただけで、ボルトの周囲に貯まった塗料は拭き取らずに放置しています。
汚しができたら同様に汚した履帯を取り付けます。転輪は先に接着してあるのですが、フェンダーとのクリアランスが少ないので、起動輪は履帯と一緒に取り付けました。履帯とフェンダーの間にティッシュを挟んで形を作ったら、上部転輪や誘導輪、起動輪に接着剤を流して固定します。このまま明日まで放置ですね。
ウエザリング
スミ入れ塗料がしっかりと乾いたので、さらにウエザリングを追加します。今度はMr.ウエザリングカラーよりも残りやすい、AKインターラクティブのストリーキンググライムを使います。これを雨だれとかが流れやすい箇所に置き、溶剤を染ませた筆でぼかしたり、筋状に拭き取ったりしました。また、ボルトの周囲などもう少し汚れを追加したい箇所には薄めて面相筆で影を追加してやりました。
今日はここまでです。明日は最後の仕上げに車体上部や砲塔の砂埃汚れを追加します。これで完成ですね。
(全作品完成まで あと130)
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