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ドイツ・7.5cm砲搭載1号戦車B型対戦車自走砲 Op.490 制作開始

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : サイバーホビー Post : 490-1

7.5cm砲搭載1号戦車B型対戦車自走砲

マクラーレン MP4/6 の乾燥待ちに、ちっちゃなAFVを作ります。私が自走砲好きなのは、私の周囲ではおなじみの事実ですが、今回作るのもドイツ軍の変態自走砲です。ちっちゃな1号戦車の車体に、3号突撃砲用の7.5cmStuk40を無理やり乗せた、ちょっとヤバいヤツです。

4.7cm対戦車砲搭載1号戦車B型対戦車自走砲

1号戦車に対戦車砲を載せた自走砲としては、この4.7cm砲を乗せた車輌を作りました。戦争が拡大するにつれて、戦車不足のドイツ軍は、訓練用の1号戦車に大きな大砲を載せて、戦闘に駆り出したわけです。でもそのうち4.7cmでは力不足で、ついに7.5cmを載せようと、やっちゃったのが今回の自走砲です。

4.7cm砲の時は、まがりなりにも防盾が砲の周囲を覆っていますが、7.5cm砲では、前だけ隠しているだけです。エンジンデッキの上が露天の戦闘室で、砲弾を積む場所もありません。この車輌が使われたのは、大戦末期のベルリン攻防戦です。大量に攻めてくる連合軍の戦車を迎え撃つために、なんでも駆り出したって感じですね。建物の影に待ち伏せしての戦闘なので、戦車の様にまともに走れなくてもよかったんでしょうね。

キットはサイバーホビーの1/35です。購入したのは2010年の10月21日でした。発売がその一週間ほど前ですから、出てすぐ買ったってことです。買ってからなんと14年も放置です。なんでも値上がりの時代なので、持っている物は大切に、ちゃんと作らないとね。

詳しくは続きをどうぞ・・・

オプションいらずのキット

7.5cm砲搭載1号戦車B型対戦車自走砲 金属パーツ

サイバーホビーのキットはなかなかデラックスで、ご覧の通り、エッチングパーツや金属砲身が入っています。本当にいるのか?と思うような所もあるのですが、マフラーのメッシュカバーとかはうれしいですよね。

7.5cm砲搭載1号戦車B型対戦車自走砲 組み立て式履帯

非常に小さなパーツがたくさんありますが、これは組み立て式の履帯です。最近のキットでは、部分分割で組み立てやすくなっているのですが、メーカーとしてはこれが一番コストがかからないんでしょうね。その分、モデラーが大変です。でも上手くやれば、非常にリアルな履帯に仕上がるので、私は好きです。

パーツの洗浄

写真を撮り忘れたのですが、海外製のプラモの場合、離型剤の油が残っていることが多いので、まずは洗剤でパーツを洗います。プラモ専用の洗剤もあるようですが、私は花王のマジックリンを使っています。安くて強力です。マジックリンのスプレータイプを使って泡を吹き付け、洗顔用の柔らかいブラシで洗います。水で洗い流せば、表面のぬるっとした感じが、キュキュッとした手触りに変わります。これで乾かしたらOKですね。

転輪の組み立て

7.5cm砲搭載1号戦車B型対戦車自走砲 転輪の組み立て

では早速組み立て作業に入ります。まずは転輪の組み立てです。1号戦車B型は、左右5個ずつの転輪が付いています。第1転輪だけ少し異なるパーツで、2〜4は同じです。これの裏表にエッチングパーツの輪っかを貼り付けます。エッチングパーツは最初からバラバラになっているので、切り離しや整形をしなくていいのが助かります。ランナーは転輪が4個のA型のランナーをそのまま使っているので、左右で2個だけ不足します。そのため、同じランナーがもう1枚入っており、転輪2個以外は全部余剰パーツです。もったいない・・・(~_~;)

サスペンションの組み立て

7.5cm砲搭載1号戦車B型対戦車自走砲 サスペンションの組み立て

サスペンションを組み立てます。転輪のゴム部分は、後から塗り分けます。そのため、転輪は回転するように組み立てます。接着剤を塗る場所が非常に小さいので、神経を使います。なんとか回転するように組み上げることが出来ました。

説明書では第2、3転輪のサスペンションと第4、5転輪のサスペンションをつなぐ枠を取り付けることになっていますが、それはサスペンションを車体に取り付けたときに接着することにします。全ての転輪がしっかりと接地するためには、ここで角度を決めてしまうことはできませんからね。

(全作品完成まで あと114)

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