ドイツ・兵員輸送車Sd.kfz.250/1ノイ Op.202 制作開始
2010年4月28日
Category : AFV ドイツTags : Sd.kfz.250
久々のハーフトラック
ドイツ軍のハーフトラックもいくつか作ってきたのですが、最後に作ったのはすでに1年以上も前の 251/7C型です。この250となるとタミヤの250/9を作ったのが2005年の8月ですから、もう5年近くも前のことになります。そういえばあのとき初めて連結組み立て式の履帯を使い、最後の仕上げにウオッシングをしたら、履帯が全部バラバラになってしまったことを思い出しました。今考えても恐ろしい…
250ハーフトラックはデマーグ社の1tハーフトラックをベースに作られており、そのためタミヤではデマーグと呼ばれていました。同じように251ハーフトラックはハノマーグと呼ばれていますよね。懐かしい呼び名です。
この250には新型と旧型の2種類があるそうで、それぞれノイ、アルテと呼ばれています。ドイツ語で「新しい」「古い」という意味です。実にストレートなネーミング。形はそれぞれ、251で言うところのC型、D型に似ています。
そういえば近くにアルテというスーパーがあるのですが、お店の名前に新鮮とか付けるスーパーは多いと思うのですが、あえて「古い」と付けるとはなんたる大胆さ!!まさか本当に商品が古かったりして…
キットはサイバーホビーのプレミアムエディションで、エッチングパーツやら真鍮製の車幅表示ポールなんかが付いています。お買い得ですね~♪
なんでもベースはグンゼの古いキットらしいですけど、エンジンまで付いたフルインテリア再現ですからね。そういえばタミヤの250(こちらはアルテです)にもエンジンやインテリアが付いてました。
足回りの組み立て
お約束の足回りから組み立てます。 250は251同様に誘導輪が転輪と同じパーツを使っています。ただし1号戦車のように誘導輪は接地していません。そして251と違って転輪が2組少なくなっています。
実は私、250は251に比べて車体の長さが短いだけかと思っていましたが、どうやらそうじゃないみたいです。転輪は数が少ないだけじゃなく、径も少しばかり(ほんの少しですが)小さいようです。さらに車幅もいくらか狭く、全体に小ぶりです。
でもエンジンは251と同じだったそうなので、さぞや軽快に走ることができでしょうね。
ドラゴンのハーフトラックは履帯が可動式に組めますから、履帯や転輪は塗装してから組み付けることにします。その方が塗り分けが楽ですからね。そんなわけで転輪や起動輪などはまだ接着されていません。持ち上げればバラバラです(笑)。
履帯の組み立て
251の履帯は何度も作っているのですが、簡単に作ることができるうえ、キット標準のままで可動しきですからお気に入りです。カステンを買う必要がまるでありません(そのカステンもたしか戦車用の半分くらいの価格だったような…)。
ところがこの250用はなかなか大変です。パッと見には251用と同じように見えるのですが、良く比べてみると少しばかり小さいようです。写真でランナーに付いたままになっているのが251用です。このホンの少しの差がくせ者でして、そりゃもう大変なの何のって…これだけつなぐのに一苦労です。ただ片側38コマしかいらないのがせめてもの救いですね。こんなもの100コマもつなげと言われたら…
(全作品完成まで あと71)
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