Pak43ヴァッフェントレーガー その8 防盾の組み立て
2016年3月26日
Category : AFV ドイツTags : 8.8cmPak43ヴァッフェントレーガー
このキットの2つめの山場となるエッチングパーツでキンキラキンの防盾を組み立てます。今回もハンダ付け、メタルロック、瞬着の合わせ技で攻めることにします。
くわしくはつづきをどうぞ…
大きなパーツはハンダ付け
砲弾ケースとメインとなる防盾はハンダ付けで組み立てます。後から気づいたのですが、防盾の横の壁は左右が平行になるように折り曲げてから付けなければいけなかったのですが、平らなまま付けてしまいました。説明書にはチラリとBendと書かれてたんですよね(;^ω^)
もう随分前に購入したので何処で買ったかも何て言う商品名かも忘れてしまったのですが、このケブラー製の指サックが大変重宝します。
もともと指先を怪我しないように防弾チョッキにも使われるケブラーを編み込んだ指サックを買ったのですが、耐熱効果すばらしく、パーツを指先で押さえたまま20秒ほどなら耐えられます。おかげでハンダ付けをするときにパーツの保持で悩むことが少なくなりました。
ハンダは盛りすぎてしまった場合凸凹になるのですが、そんな時はキサゲ刷毛というステンレスの刷毛でこすって削り取ります。結構キレイになります。
あまりに多く盛りすぎたときは銅を編んだハンダを吸い取る網で余分のハンダを吸い取らないとだめですけどね。
ハンダ付けは一気に加熱してサッと接着してやらないと隣に熱が移って前に付けた箇所が溶けてしまいます。そのためハンダゴテも130Wと20Wの切り替えができる物を使っています。昔は電子工作用を使っていたのですが、それでは防盾のような大きなパーツには力不足ですね。
2重防盾は瞬着で
ドイツ軍の対戦車砲は2枚の鋼板を重ねた防盾になっていることが多いのですが、このキットではそのあたりもちゃんと再現されています。間にプラパーツのスペーサーを挟んで2枚の真鍮板を貼り合わせるのですが、この作業は瞬着を使いました。
細かなパーツは瞬着とメタルロックで
細かなパーツを付けていきます。瞬着はすぐに付くのですが、衝撃に弱くちょっとしたことで取れてしまいます。逆にメタルロックは硬化まで数時間かかるのですが、頑丈に付いてくれます。
小さくて平らなパーツは瞬着で接着し、プラパーツや大きなパーツはメタルロックを使います。固まるまで時間がかかるのでタックルプライヤーなどで挟んで固定しておきました。
表側にも少しだけパーツを付けます。まだパーツを取り付けるためのガイドやダボ穴がたくさん残っていますが、これらはOVMなどで、後の工程で取り付けることにします。とりあえずはこれでメインの防盾の組み立ては完了です。
(全作品完成まで あと97)
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