ツヴィーシェン・レーズング その9 デカール貼り、スミ入れ、細部の塗分け
2014年6月16日
デカール貼り
デカールを貼ります。今回貼るのは国籍マークだけです。デカールが乾いたら(1晩放置します)、その上から半ツヤのクリアをオーバーコートします。
半ツヤのクリアは、この後のスミ入れの工程でスミ入れ塗料が必要以上に残ってまっ黒にならないようにするために半ツヤとします。また、全体に吹くことで、デカールやデカールの下地のために吹いたツヤ有りクリアなどとツヤ消し塗料で塗られたその他の部分のツヤの統一にもなります。
スミ入れ(ウオッシング)
タミヤのスミ入れ塗料のダークブラウンをふでで、スミ入れしたい部分に塗っていきます。手で触れるくらい乾いたら、溶剤を浸ませた平筆で拭き取っていきます。半ツヤクリアでオーバーコートしてありますから、ほとんど拭き取られてしまいますが、パネルラインや入り隅などにスミが残るので、これで立体感が強調されます。ウオッシング作業は拭き取りがキモですね。
トーマシールドにもスミレをします。網の部分は拭き取りはせずに、塗るだけなんですが、縦縞になるように汚れを入れています。自動車と同じで、縦縞に汚れるような気がしています。
細部の塗分け
OVMなど細部を塗分けます。金属部分はメタルカラーのダークアイアン、木の部分はアメリカーナのトラッド・ロウ・シェンナです。またワイヤーカッターの柄はエボナイト製なのでツヤ有りのブラウン、排気管は焼け鉄色で塗っています。
泥汚れ
パテで付けた泥汚れは車体と同じ色をしていますので、ちゃんと地面の色で塗装します。フラットアースを使って泥汚れを塗るのですが、土埃は全体に広がるので、凸凹にテクスチャを付けた場所だけで無く、少し広めに塗りました。そのほうが塗分けるよりもずっと楽ですしね。
OVMの金属部分と排気管にはさび色のピグメントを泥状に溶いて塗り、乾いたら堅めの筆でこすって余分の粉を落として、うっすらと錆が浮いたように仕上げました。
次はいよいよ足回りの組み立てです。
(全作品完成まで あと89)
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