F-86Dセイバードッグその11 機体後部の組み立て

F-86Dセイバードッグ　その11　機体後部の組み立て

2015年11月22日

Category : 飛行機Tags : F-86 航空自衛隊

Scale : 1/32 Maker : キティホーク Post : 375-11

機体後部を組み立てます。ジェットノズルは後から塗装することができないので、先に塗ってしまって組み込みます。

詳しくは続きをどうぞ…

ジェットノズル

ジェットノズルとなる部分を組み立てて塗装します。内側の合わせ目は溶きパテを塗って軽く消してあります。

最後の吹き出し口は青白っぽく見えたので、焼け鉄色の上から、クリアブルーを吹き、さらにフラットホワイトをその上から軽く吹いて白濁させました。

仕上げとして黒のエナメル塗料を薄く溶いたスミ入れ塗料を流してできあがりです。

こんな感じで仕上がりました。浜松には実機のエンジンが置いてあったのですが、機体から抜かれており、このジェットノズルの部分はありませんでした。ですから隣に置いてあったF-104Gのエンジンを参考にしたのですが、もう少し赤かったような…

まぁ、これで良しとします。

機体後部の組み立て

機体の後部を組み立てます。左右を貼り合わせ、内側から吹き出し口のパーツを貼り付けます。それぞれに隙間ができるので、パテで埋めました。

先の方に(赤丸です)NACAダクトがあるのですが、丁度合わせ目にあたっており、ダクトの中にできる合わせ目の修正が非常にやりにくくなっています。しかも結構な段差ができます。削ってもキレイに整形できないので、ひと思いに穴を開けてしまいました。

NACAダクトは先から奥に行くに従って深さも深くなるのですが、穴を開けてしまうと全部同じ深さになってしまいます。ちょと変なのですが、合わせ目が露骨にあるよりはまだ見栄えが良いと判断してこうしました。

作り直したNACAダクトです。まぁ、機体の裏側ですし、あまり見えませんからこれでOKです。

合わせ目も1回では消えず、2～3回パテ埋めと削る作業を繰り返してなんとか消しました。

エンジンの吹き出し口は無塗装のステンレス色ですから、先に内側だけステンレス色で塗っておきます。その上から、熱による変色を再現するために自家製のチャコールグレーを薄く吹きながら塗装しました。その際奥のエンジンのズルの近くほど色が濃くなるようにしています。

浜松の展示機ではこの部分が黒鉄色でキレイに塗装されてしまっていたので、奥の方が濃くなるのは私の想像です。たぶんそうじゃないかな・・・って(;^ω^)

ここまで来たら主翼と機体後部を胴体に接着です。エンジンとノズルが干渉するようで、機体後部が隙間無くちゃんと付きません、ノズルのエンジンと付く部分を少し削って調整しました。

接着剤を塗って貼り付け、セロテープでガッチリ押さえて、さらに流し込み接着剤を流しました。それでも若干の隙間が空いてしまいますが、そこはパテで埋めることにします。

貼り合わせておいた垂直尾翼とスタビレーター(水平尾翼)を仮り組みしてみます。ついにセイバードッグがその姿を現しましたね。いや～デカイ!!

(全作品完成まで　あと98)

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