シャーマンMk.5C ファイアフライ その4 車体上部の組立て
2006年12月29日
Category : AFV イギリスTags : M4シャーマン
以前タミヤのシャーマンジャンボを作ったときは、わりとあっさりとした外観のおかげで、サクサクと2日ほどで組み立てが完了しました。箱絵からわかる範囲で多少のディテールアップはしてもです。
しかし、こうしてタスカのファイアフライを作ってみると、シャーマンもなかなか細かな細工が必要なことがわかります。ドイツ戦車だけじゃないんですね。
車体の随所に跳弾板が付けられているのですが、その内側に水がたまると、ハッチを開けたら車内にジャーってなるので、水抜きの穴が開いています。これを実車の写真を見ながら適当な場所に開けいきました。
シャーマンのライトガードをエッチングパーツでディテールアップするのは定番なのですが、このキットにはエッチングパーツはもとより、専用の曲げ治具が付属してきます。これがとても便利で、あの曲げにくい形を一発で決めることができます。この治具は今後のシャーマン用のエッチングパーツにも使えますから、我が家の家宝になります。(ちょっと大げさ)
こちらは車体の後部左側です。右側はまだ出来ていません。シャーマン戦車ではOVM類は車体に取り付けられた手すりに皮のベルトで取り付けられています。そこでまず、モールドされている手すり風の出っ張りを削り取り、0.28mmの銅線で手すりをつけました。
そこにOVMを乗せ、皮のベルトをナメクジ除けの銅板で作ります。銅板を幅1mmほどに切り、先を三角にし、途中に罫書き針で穴をちょんちょんと付けます。これをOVMに巻き付け最後に0.2mmの銅線で作ったベルトの留め具を貼り付けます。こんなのエッチングパーツでありそうな気もしますが、本体が高いタスカのファイアフライですから、こんな場所でコストダウンします。
クリーニングロッドの車体に留める部部のパーツの色が違っています。これはプラ板とジャンクパーツで自作しました。別にキットに付属のパーツに不満があったのではなく、無くしてしまったから仕方が無しに作っただけです。(+_+)\バキッ!
(全作品完成まで あと13)
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