ドイツ・航空機用電源車・空軍クルーセット その2 ケッテンクラートの塗装
2008年4月21日
Category : 飛行機 フィギュアTags : ケッテンクラートドイツ空軍
ケッテンクラートの塗装
このセットの中での一番の大物のケッテンクラートを塗装します。一番大きいといっても消しゴムくらいの大きさしかありませんけどね。
塗装は以前作った究極のダークイエローです。配合比率は忘れました。過去の記事を探せば出てくると思いますが、いつ作ったんだったか…
この塗料はラッカー系で作ったので、細部の塗り分けをした後の筆のリタッチがまだできていません。タイヤの黒が十分乾燥するまではみ出た塗料に重ね塗りができないからです。こんな時水性アクリルはいいですよね。乾燥はラッカーよりも遅いのですが、一度乾いてしまえば、上に塗った塗料には絶対に侵されませんから。
ディテールアップ
真ん中に立っている細い棒はなんでしょうか?実はこれはケッテンクラートのシフトレバーなのです。運転席の真ん中にあるのですが、キットでは省略されています。これが無いと寂しいので作ることにしました。
材料は0.3mmの洋白線です。ハンドルが0.5mm程度の太さしかないので、シフトレバーはそれ以下の太さにしなければいけません。そのため少し堅めの洋白線を使いました。
レバーの先のノブは瞬間接着剤です。洋白線の先に瞬着を少しだけ付けて、硬化促進スプレーで固めます。また少しだけ付けて固めます。もう一度付けてさらに固めます。瞬間接着剤はさらさらタイプを使います。さらさらタイプは液体ですから、量が少なければ表面張力で球形になります。そのために何回にも分けて太らせるのです。あとは着色すればできあがりですよね。
大きさを比較するために1/48のフィギュアと、さらになじみの深い1/35のフィギュアを並べてみました。小さいでしょ。このやり方を使えば1/48なら車幅表示ポールも作れますね。1/35ではまん丸のまま、あの大きさまで太らせられるか判りません。一度やってみるのも良いかもしれませんが、アフターパーツで売ってますしね。
実際に取り付けてみるとこんな感じです。やはりこれがつくとグッと精密感が上がります…って、自己満足か?
ついでにヘッドライトのコードと、スロットルワイヤー(タブン)も極細の銅線で付けておきました。
写真には写っていませんが、メーターパネルの下あたりに、膝当てのパッドも追加しました。これもキットでは省略されています。1mmのプラ棒をスライスして貼り付けました。
あと足下にはブレーキペダルやらクラッチのペダルやらがあるのですが、フィギュアを乗せると見えなくなるので、ここは省略のままです。
ディテールアップはするつもりがなかったのですが、簡単にできることだけをやっておきました。キリキリ進めないとゴールデンウイークに突入する前の完成があやぶまれてきました。ちょっと厳しいかも知れませんね。
(全作品完成まで あと39)
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