フォルクスワーゲン・シュビムワーゲン166型 Op.194 制作開始
2010年2月10日
Category : 自動車Tags : シュビムワーゲンフォルクスワーゲン
泳ぐ車

ドイツ・シュビムワーゲン・タイプ166 1/35 タミヤ
第二次世界大戦の車輌の中でも傑作に入るのがこのシュビムワーゲンじゃないでしょうか?schwimmは英語のswimの様な意味で泳ぐ。wagenは自動車ですから、泳ぐ自動車ですね。ちなみにwagenはヴァーゲンと発音するのが本当で、schwimmがシュゥイムと言わずにシュヴィムと発音するのと同じです。ドイツ語のWは英語のVの発音なんです。
米軍の水陸両用車のダックなんかに比べると、このシュビムワーゲンは非常にスマートでコンパクトです。荒れ地の走破性にも優れ、さらにオンロードでも時速80kmも出せる上、水上でも時速10kmの速度で泳いだそうです。水上走行用に折りたたみ式(?)のプロペラは付けていたのですが、特別な操舵装置は無く、前輪のハンドルを切れば、水上でも舵を切ることができたそうです。
設計したのは、あの天才科学者のポルシェ博士です。どうも彼は小型の自動車を設計するのは良かったみたいですね。重戦車の設計だけはやめておいた方がよかったのに…
今回はこんな素敵な水陸両用車であるシュビムワーゲンを作ります。以前作った物はタミヤの古いキットなのですが、今回はリニューアルされた新しい方のキットです。新しいと行ってもずいぶん経つとは思いますけどね。でも内容は見違えるように良くなっています。
3月のお題『ifの世界』
さて一方、モケモケ展示会の3月のお題は『ifの世界』です。 われわれスケールモデラーは程度の差こそあれ考証に縛られています。ガチガチに縛られて特定の車輌を作ることもあれば、不自然さの無い程度の考証ってこともあったりですが、極端にあり得ないような設定で作品を仕上げることはあまりありません。
しかし今回は各自が自由な発想で『もしも・・・』の世界を楽しもうという企画です。
いかりや長介に『だめだ、こりゃ!』と言われないようにがんばると同時に、自由を楽しみたいと思います。
if な シュビムワーゲン
モケモケの店長にシュビムワーゲンを注文した時には、7月(水物)にはまだ早いのに…なんて思われたようですが、実はこちらで使うんですね。
シュビムワーゲンでどんな『if の世界』なのでしょうか?
もし、シュビムワーゲンがカナヅチだったら(オイオイ)・・・
もし、シュビムワーゲンが水陸ではなく、空陸両用だったら・・・
もし、シュビムワーゲンにFlak38を搭載して対空にしたら・・・
もし、シュビムワーゲンをアフリカ軍団に配属したら・・・って、砂漠じゃねぇ~(+_+)\バキッ!
とまぁ、楽しい妄想はつきませんが・・・それにしてもどうしてこの写真のシュビムワーゲンは真っ白なの?
答えはまた来週。次回あかされる(かも)衝撃の事実!!
(全作品完成まで あと70)
ヒント:本来ならメタリックグレーで塗られるはずのフロントデフがなんとアルミ色!!
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