アメリカ・2.5t6×6カーゴトラック Op.319 制作開始
2013年9月15日
Category : AFV アメリカTags : GMCトラック
ミクさんのトラックが乾燥待ちに入ったので次のお題に着手します。Facebookのプラモ愛好会で始まった「ソフトスキン祭り」に参加するためにトラックを作ります。
ノルマンディに上陸し怒濤の勢いで進撃する連合軍に、さまざまな物資を届けるたに大活躍したのが80万台以上も作られた2.5tカーゴトラックです。他の港を確保できるまではヨーロッパの奥地まで大規模な輸送作戦が行われ、連合軍を支えました。なにしろ物資がなくては戦いを継続できませんからね。
ノルマンディ上陸作戦前に連合軍はドイツ軍の補給路を断つためにフランス国内の鉄道網をずたずたに破壊しました。そのおかげで、今度は自分たちが進軍するのに鉄道輸送は利用できず、大量のトラックで輸送作戦をすることになったのです。
狭い道路でも円滑にトラックを走らせるためか、一方通行のループ上のコースを作り、ノルマンディーの港とフランス内陸部までの間を毎日大量のトラックを走らせました。これがレッドボール急行と呼ばれる作戦で、速やかな連合軍のヨーロッパ奪還の屋台骨を支えました。
そんな連合軍勝利の影の立役者をタミヤのキットで作ります。6輪駆動のメカニックもキッチリと再現されたなかなかの好キットで、タミヤ純正のアクセサリーキットを追加します。運転席の上に機関銃を搭載している姿を再現できるだけでなく、ジェリカンラックやたたんだ状態の幌、ドアのカバー、ウインチのフックやボンネットの留め具などディテールアップもできるようになっています。
また今回初めて紙創り製のディテールアップパーツを使ってみます。厚紙をレーザーで加工したもので、エッチングパーツと違いほどよい厚みがあるのが特長です。
ややもするとこの手のディテールアップパーツをフォトエッチングで再現すると薄くなりすぎることもあるのですが、紙の場合は正確な厚みを残しており、なかなか良い感じに仕上がっています。
ベースとなるのは作りやすいタミヤのキットです。サクッとカッコいいカーゴトラックを完成させましょう。
シャーシの組み立て
まずはシャーシを組み立てます。6輪駆動のメカニズムやウインチの駆動装置までちゃんと再現されています。ひっくり返さないと見えないところまでもですからなかなか好感が持てますよね。
エンジンもほどよく再現されており、ここにまだ数個のパーツが追加されます。塗装のやりやすさを考えて、エンジンに付く補機類は別で塗装して取り付けることにします。
塗装しながら組み立ててもいいのですが、今回は分解できるようにおおまかなパーツ毎に組み立てを完了させておいて、塗装後に最後に一気に組み立てることにします。
(全作品完成まで あと92)
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