海上自衛隊・護衛艦 DDH-181 ひゅうが その5 ディテールアップとスミ入れ
2014年11月6日
浮き輪
細いリード線の中味(銅線)を引き抜いたものを輪切りにして浮き輪を作ります。海水浴で使うビニールの浮き輪と違って護衛艦に搭載されている浮き輪は断面がドーナツのように丸くないのでデザインナイフで切り取った浮き輪の形がバッチリなんですよね。ただ色味が本当は真っ赤では無くって少し朱色がかった色なのが残念です。いつか朱色のリード線を見つけたらほんの数センチで良いので取っておこうと思っています。10cmもあれば一生ありそうですからね(笑)。
ボンドを使って浮き輪を取り付けてみました。元々赤いリード線なので色を塗らなくてもいいのが楽ちんです。どうやら丁度良い位のサイズだったようです。非常に小さくて省略されても仕方が無いサイズなのですが、真っ赤でよく目立ちます。
キャットウオークのつなぎ目の踊り場はキットのままでは装甲板の様に埋まっていたのですが、これをわざわざ余り物のエッチングパーツを探して手すりに変えたのですが、それはこの位置に浮き輪が付いていて結構目立ったからなんですよね。ここは小さいのですが、ポイント高いです。
消火装置とホースリール
艦橋の前後の端には消火装置が備えられています。これが真っ赤に塗られていて良いアクセントになっています。ここは拡大鏡をはめて丁寧に塗分けてみました。(;^_^A
この位置にホースを巻いていると思われる赤いリールがあるのですが、なんとこれがキットでは省略されてしまっています。さすがにこれはよく目立つので自作することにしました。
本来ならリールの台座は三角形をしているのですがそれは無視してリール部分だけをプラ棒を輪切りにして作りました。まぁ1/700と小さいのでこれでもOKでしょう。あると無いとでは大違いですからね。
スミ入れ(ウオッシング)と汚し
スミ入れの前に全体に半ツヤクリアでオーバーコートしました。こうすることでデカールのシルバリングを目立たなくすると同時に、デカールを保護し、さらにツヤの統一がはかれます。一石三鳥ですね。さらに甲板は滑り止め塗装が施されているはずなのでツヤ消しクリアを吹いています。
タミヤのスミ入れ塗料の黒を使ってスミ入れをしました。スミを入れたい箇所にざっと塗ります。手で触っても取れないくらいまで乾いたら、溶剤を浸ませた平筆でしっかりと拭き取っていきます。ただ今回は作戦行動中と言うことで少し汚れ気味にしてみました。
所々黒い水の垂れたスジだけで無く、錆が垂れた部分も作りました。ただ自衛隊の船ですから基本的にはとってもキレイなのでやりすぎにはご用心・・・と言いながらちょっと汚しすぎたかも(;^ω^)
飛行甲板と艦橋の境目は錆なのか赤っぽく汚れているのが実艦の写真から分かりました。エナメルの茶色を塗って溶剤でぼかしてそれらしく仕上げてみました。
ずいぶんと完成に近づいてきました。明日はいよいよ完成ですね。
(全作品完成まで あと88)
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