3号戦車B型 その4 砲塔の組立て
2015年1月3日
砲塔バスケット
このキットにはめずらしく砲塔バスケットが付いてきます。3号戦車はハッチが大きいので中がやや見えるので…ってことなんでしょうか。
ただ再現されているのは目立った機器だけで、わりとあっさりとしています。まぁ、チラリと見える範囲ですから、これで十分ってことでしょう。
砲塔の壁
砲塔の内壁、外壁を作ります。クラッペにはクリアパーツの窓が付くのですが、これは塗装後に貼り付けます。
出入り口のハッチはエッチングパーツが付くのですが、これが上下対称でなく、上の枠が薄く、下の枠が厚いようになっています。当然左右のパーツは形が鏡像になっていなければいけないのに、どっちも同じ形をしています。そのため、片側は上手くはめることができません。裏表を変えればできるのですが、それではエッチングパーツを使う意味がありません。明らかにメーカーの設計ミスですね。
仕方が無いので、片側ははみ出たまま貼り付けました。知らんぷりします。
主砲と機銃
3号戦車B型の主砲は3.7cm対戦車砲です。ソ連のT-34とかにはまったく歯が立たずドアノッカーというありがたくないあだ名を付けられた砲ですね。でも大戦初期はこれで良いと思われていたんですよね。これがあっというまにタイガーの8.8cm砲になっちゃうわけですから、戦争中の兵器の進歩はすさまじいですね。
同軸機銃はなんと2連装になっています。こちらは威力がありそうですね。しかも前がよく見えるように思いっきり装甲板を開けることができます。
このMG機関銃のパーツが非常にもろくてどちらも銃身がボロボロになってしまいました。仕方が無いので、ジャンクパーツから探してきたパーツから銃身だけいただきました。金属製の銃身も持っていたのですが、このボロボロキットに使うのはなんだかもったいなくて止めました(;^ω^)
車体に乗せてみました。こんな感じですね。非常にゴチャゴチャして面白いですね。これは是非ハッチを開けて覗けるようにしたいと思います。せっかくここまで再現されてますからね。
だいたい形になった
なんだかんだといって、だいたい戦車の形になりました。やはり後の量産型に比べると車体が長い分なんだか間延びした感じがします。
車体の天板には量産型には無い運転手と無線手のハッチがありますからね。量産型では運転手たちのハッチは車体の横に脱出用ハッチが儲けられたため、天板にはありません。天板にあるのは操舵装置の点検用のハッチです。
逆にこのB型では操舵装置の点検用ハッチは前の装甲板にあります。これではここを打ち抜かれて走れなくなったりしたでしょうね。そんなわけで、量産型のように変更されたんでしょうね。
(全作品完成まで あと92)
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