3号戦車B型 その5 砲塔、履帯の組立て
2015年1月4日
キューポラ
キューポラを組み立てます。キューポラの内側にはバイザーブロックが付きますから、それをクリアグリーンで薄く塗装します。バイザーブロックは内側をマスキングしておきます。
キューポラは窓の部分の断面を先に塗装しておきます。車体色の暗色に相当する色で塗っておきました。バイザーブロックを内側から取り付けてから窓の外側部分にマスキングジェルを塗っておきました。ここは細いのでテープでマスキングは難しそうですからね。
砲塔内部の塗装と仕上げ
砲塔内部を塗装します。塗装色の指示は特にないので今までの警官から適当に考えて塗りました。大戦の極初期ですからね、まだ物資が豊富にあったと仮定して、バスケットの床とかも車内色でちゃんと白くしておきました。
クレオスのウオッシング塗料のダークブラウンでウオッシングをしたのですが、そのせいで赤くなってしまいました。最後にチッピングをスポンジのスタンプで入れました。
砲塔の装甲板の内側も塗装します。それほど塗分ける場所が無いのでそのままインテリアカラーを吹き付けて終わりです。砲尾や床と同じ様にウオッシングをして、スポンジでチッピングを入れました。
塗装が終った砲塔の各パーツを組み立てます。見えはしないのですが、バスケットの床の裏とか、砲塔の下の面もマスキングをして塗装しておきました。
牽引ワイヤー
牽引ワイヤーを作ります。0.5mm程度の撚り線があったので、これを焼き鈍して柔らかくしてから接着しました。本来なら0.7mm程度の太さのモノがよかったのですが、この上が1mmだったので、こちらの細い方を使いました。細くて弱々しそうな感じが大戦初期のらしくていいですよね。
履帯の組立て
キットには組み立て式の履帯が付属してきます。モデルカステンの履帯と同じで、両側からピンを差し込んでつないでいくタイプです。ただモデルカステンに比べてピンが長いので、組立てに神経質にならなくて済みます。
この履帯の組立てだけで結構な時間がかかります。お正月じゃなかったら、この工程だけで1日分の更新ですよね。
説明書には履帯のコマ数が書かれていなかったので、試行錯誤で少しずつつないでは実際に巻いてみて長さを確認しました。結局94個までご覧の通りの状態です。
ほとんど垂れが無いのですが、ドイツ戦車はあまり履帯が垂れていないので、これでOKです。特にあまり実戦に出ていない試作車輌ですからね。
組立て完了
これにて組立てが完了しました。プラの材質が悪くて組立てに苦労しましたが、なんとか形になってくれました。
次回からはいよいよ塗装工程に入ります。ここからはもう材質のもろさやサスペンションの複雑さは関係ありませんからね。一気に行きますよ。
(全作品完成まで あと92)
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