第1航空戦隊 その2 海面と波
2017年9月15日
Category : 艦船 ジオラマTags : 加賀日本海軍磯風赤城
海面に波を作ります。比較的穏やかな紺碧の海を白波立てて進む艦隊のつもりなので、海面に大きなうねりは作らず(作れず(;^ω^))、ほぼ平らな面に小さな波を作りました。でも乾くのに3日もかかってしまいました。
詳しくはつづきをどうぞ…
船の形にマスキング
海の上に波を作るのですが、船が乗る部分は平らでいてくれないと船が微妙に浮き上がってしまいます。波を作る面は友人にもらった(なんでも良くもらう人なんです(;^_^A)エスロンという透明な塩ビのボードに作ります。エスロンには保護のために紙が両面に貼り付いているのですが、その上に船を乗せて、艦底の形にカッターナイフで保護紙を切り、船の形の部分だけを残して他を剥がします。これでマスキングはできあがりです。
波の造型
リキテックスのジェル・メディウムを薄く塗りつけていきます。一方向に風で波が立っているのを意識しながら塗りました。ジェル・メディウムはご覧の様に白いのですが、乾くと木工ボンドのように透明になります・・・というか、中味は木工ボンドとよく似た素材なんじゃ無いでしょうかね。あのツンとした臭いが無いだけで、よく似ています。
最初は裏側の保護シートを貼ったままにしていたのですが、そうすると塗っているのがよく分からないので、保護シートを剥がして青いベースの上に置いて、ジェル・メディウムが良く見えるようにして塗りました。最初に塗りはじめたあたり(右奥)は乾いて透明になりかけています。
曳波(ひきなみ)の造型
船が進んだ後ろの出来る波を作ります。曳波(ひきなみ)と言うそうです。スクリューが激しく水をかき混ぜるので、白い波がたくさん続きます。ここはジェル・メディウムをタップリ塗って、毛先の短い筆でトントンして泡だった状態を作ってみました。
舳先(へさき)の波
舳先の波を作ります。船が水を切り裂くときに出来る波と思って作ったのですが、調べてみたらこの波(ケルヴィン波と言うのかな?)は、こんな形では無いみたいです。しかも空母のような大きな船の写真では見かけませんでした。まぁ、やらかした感満載ですが、後の祭りと言うことで・・・(;^ω^)
3日後、波頭の塗装
3日経ちました。ジェル・メディウムがすっかり透明になりました。透明になっても表面が凸凹しているので白っぽく見えます。肉眼で見ると写真よりも光の加減なのかもっと透明に見えます。
ツヤ消しの白で波頭を塗りました。船の側面には盛り上がった波を作るのですが、船を貼り付けてからでないと船が中途半端に貼り付いてしまいます。ですから先に白い色だけを塗っておきます。船を取り付けてから、この上にさらに盛り上がった波を付ける予定です。
試しに船を乗せてみました。う~ん、波の形はともかく、それなりにカッコいいですね。頑張って船を仕上げて先に進めましょう。今月中にはできそうかな・・・
(全作品完成まで あと117)
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