日本海軍・戦艦大和 その2 船体の塗装
2018年3月20日
船体や甲板の塗装をしました。組み立ての終わった船体に自家製のマホガニーのサフとグレーのサフを使ってサフ吹きと影吹きを一気に済ませ、その上から基本塗装です。
詳しくはつづきをどうぞ…
艦底の塗装
まずは艦底の塗装からです。自家製の影色サフを使って影になる部分を黒く塗ります。影色サフはマホガニーサフとクロサフを同量くらいで混ぜ、そこに1~2割りほどグレーのサフを混ぜて作っています。
艦底色を薄めに溶いて塗装します。薄めに溶くのは発色をあまり良くしないためで、下地の影色が効いてきます。プラの色が赤い色をしているので、発色が弱くてもちゃんと艦底色になってくれます。
艦底のマスキング
艦底をマスキングします。まずは境目を6mm幅のマスキングテープで縁取りしてから中を幅広のマスキングテープで埋めます。マスキングテープはホームセンターで買った3Mのお徳用を使っています。単価はタミヤ製の半分以下ですが、品質はほぼ同じです。というか、タミヤが3Mから仕入れているんじゃ無いかと疑っているくらいそっくりです。
マスキングテープの隙間に埃が付いていたりしわが寄ったりしたらそこから塗料が染みこむことがあります。そうならないように慎重に貼ってはいるのですが、さらに保険として下地の色(この場合艦底色)を境目に吹き付けます。そうすれば万が一漏れたとしてもほとんど目立ちませんし、その漏れた塗料が目止めになってその上のグレーが染みこむのを防いでくれます。
境目に下地の色を吹くという一手間が染み込みを防ぐ
軍艦色の塗装
船体全体をサフ吹きします。まずは影色で全体をまっ黒に塗ります。その上からグレーのサフを光の当たる部分に吹くのですが、なんか全体に暗いグレーになっちゃいました(;^_^A
軍艦色で塗装します。光の当たる甲板部分は下地が明るいグレーで光の当たりにくい側面は暗い影色ですから、その上に塗った軍艦色も明度に差が付いています。
甲板の塗装
甲板にサフを吹きます。サフは影色を使っているので、全体にまっ黒です。
サフの上から敢えてムラムラになるように甲板色を塗ります。タミヤの塗料は発色が良いのとエアブラシで吹くときの濃度の自由度があまりないので下地が透けるように吹くのは難しいのですが、クレオスのMr.カラーは発色がタミヤほど強く無いのと薄く溶いてもエアブラシの圧を落とせばちゃんと吹けるので、簡単に下地が透けるように吹けます。私がラッカー系のMr.カラーを好んで使うのはこれが一番の理由です。
次回は甲板の塗り分けやスクリューのプロペラなどを取り付ける予定です。なんか乗ってきましたね~、サクサク進んでいます。こんな時は思わぬ落とし穴に落ちたりするので慎重にね(^_-)-☆
(全作品完成まで あと126)
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