日本海軍・戦艦大和
2018年3月19日
今回のお題は戦艦大和です。言わずと知れた旧日本海軍が世界に誇った超弩級戦艦です。もうこれは日本人の魂のような船で、世界のどこもマネできなかった日本人の誇りです。ただ惜しむらくはたいした活躍もできずに結局沈められちゃったんですよね。そのあたりはドイツ海軍のビスマルクとよく似ています。いくら最強の戦艦でも徹底的なマークに会えばそりゃあきません。でも大和はやっぱり人気抜群でいろんなメーカーから何度も製品化されています。今回はアオシマさんです・・・って、アオシマは例のウオーターラインシリーズのメンバーで大和はタミヤに譲ったため製品化できないと思っていました。だってフジミはそれで他のメーカー(たぶんおもにタミヤだよね)と喧嘩して飛び出して行っちゃったと聞いてます。まぁフルハルだからいいのかな~。それとももうそんな時代じゃないのかな?
なにはともあれアオシマさん、タミヤが権利を持っているのを良いことに何十年もほったらかしにしている戦艦大和をフジミに負けじと最近の技術で製品化してくれました。パーツ数もやたらと多く、パッケージはかなり分厚い箱になっています。しかも甲板などは色プラを使ってくれてます。パッケージデザインははちょっと安っぽいのですが、中味はどうしてなかなか意欲的です。今回は訳あって素組みで行きますが、気合い入れて作りたいと思います。
ではさっそく製作に入りましょう。
色プラ成型
組み立て前の船体です。ご覧の様に色プラ成型となっています。フジミほど完璧に分かれていないので一部塗り分けが必要ですが、それでも従来のものに比べると甲板の塗り分けはかなり楽ちんになりそうです。今回はまず船体を塗装してしまってから、甲板上の構築物を別で塗装して載せることにします。
船体の組み立て
船体を組み立てます。まずは艦尾です。フェアリーダーが別パーツになっているのでかなりキチンと再現されています。これはレシイですね。旗竿はなぜか甲板色です。これが木のポールってことはないと思うので塗装の時に船体の色にしちゃいます。キットに付属の対空機銃のパーツもシャープに成型されておりなかなか良くできています。
艦首もフェアリーダーが別パーツです。でも船体の合わせ目が少し目立っちゃってますからここはパテ埋めで溝を消しておきます。
艦底の組み立て
続いて艦底を組みたてます。上に乗る船体がキッチリとはまるように桁が渡されます。補強にもなっていいですね。また艦底にはキットに付属する台座を固定するためのボルトを埋め込みます。穴は自分で開けるようになっているので、艦底に穴が空くのが嫌な方は開けずにおくこともできます。
複雑な金型を使って作られている艦艇はあちこちにパーティングラインが入っています。薄いのでよく見ないと分かりにくいのですが、塗装をすると結構目立つのでスポンジヤスリで全部削り取ります。また艦首にはヒケが少しだけ見られたのでパテで埋めておきました。この位置は大抵の艦船模型でヒケてます。どうしようもないのかな?
スクリューや舵を組みたてます。先っぽのプロペラは塗装後に取り付けるのでまだ付いていません。
船体上下の貼り合わせ
艦底と船体を貼り合わせました。塗装してから貼り合わせても良いのでしょうが、キレイに作ろうと思ったら先に貼っておいたほうが無難です。もし隙間ができるようなら今のうちなら埋められますしね。塗装はマスキングをして塗り分けます。直線ですからマスキングは簡単です。甲板のパーツも一緒に写っていますが、こちらは乗っているだけです。塗装後に接着します。
(全作品完成まで あと126)
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