SB2C-4ヘルダイバー その4 マスキングと下塗り
2018年8月4日
Category : 飛行機Tags : SB2Cヘルダイバー
いよいよ機体の塗装です。でもその前にキャノピーや脚の収納庫などをマスキングします。そしてサフを吹き、さらに銀色で下塗りをします。
詳しくはつづきをどうぞ…
脚収納庫など機体内部色の塗装
脚の収納庫や主翼の断面など機体内部色で塗装する部分を先に塗ります。爆弾倉をマスキングしたら、最初に影色のサフを塗ります。脚の収納庫は外板がオーバーハングになっているので塗装しにくいのですが、奥までしっかり塗ります。
説明書には詳しい塗装の指示はあまりありません。それどころか主脚の収納庫はツヤ消し黒で指示されています。もしかしたらこれはタイヤのことなのかもしれませんね。機体の内部が黒ってのはありえませんので、ここはコクピットと同じジンククロメイトで塗装します。
折れ曲がる主翼の断面のリブも同じくジンククロメイトです。ついでに脚収納庫や爆弾倉のフタの内側も同じ色で塗って置きます。
主翼のそれ以外の断面はネットで拾った画像から赤い色と思われるので、影色の上から赤を吹きました。ツヤ有りの赤は隠蔽力があまり強く無いので、下地の影色が透けて見えてエンジ色の様に見えます。
マスキング
塗装済みの機体内部をマスキングします。脚の収納庫にはブルタックを詰め込みその上から収納庫のフタのパーツを貼り付けます。こうすればブルタックが汚れるのを最小限にできますし、ついでにフタの塗装が完了します。爆弾倉は中に爆弾が入っているので(後から付ければ良かったですね・・・)、ティッシュを突っ込んで爆弾を保護して、その上からブルタック、フタと重ねています。
キャノピーのマスキングをします。現用機のように枠が少ないと楽ちんなのですが、昔の飛行機はそりゃもう山のように枠があるので大変です。小さく切ったマスキングテープを何枚も重ねて埋めていきます。思いっきり面倒くさそうな作業ですが、これはこれで楽しいです。でもやっぱりタミヤのようにマスキングシートを付けてくれるとさらにうれしいですけどね。
翼の断面をマスキングします。細く切ったマスキングテープで輪郭を取ってから中を埋めていきます。普通のマスキングテープでも細く(1〜2mm幅くらい)切れば曲線に合わせられますからね。
キャノピーの下塗り
キャノピーはクリアパーツなので一番最初に塗った色が内側に透けて見えます。ですから一番最初は機体内部色で塗装します。
サフ吹き
すっかりいろんな色で汚れてしまった機体にサフを吹いてキレイなグレーで統一しておきます。そのまま塗り重ねると汚れた色が透けて見えるとイヤですからね。でも今回は全体を銀色で下塗りします。銀色は隠蔽力が高いので、その下が汚れていてもあまり関係無いんですよね。まぁ、今回のサフ吹きはおまじないみたいなものですね。
銀塗装
機体に付いた傷を再現するために銀色で下塗りをします。使ったのは普通の8番のシルバーです。忘れないようにカウリングやダイブブレーキも塗っておきます。銀色は機体に傷を付けたときに一緒に取れちゃうと困るので、しっかりと乾燥硬化させます。と言ってもこの気温です、丸一日もおけば十分でしょうね。
(全作品完成まで あと124)
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