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SB2C-4ヘルダイバー その5 塗装

Category : 飛行機

Scale : 1/72 Maker : サイバーホビー Post : 450-5

クリアコート

いよいよ本塗装です。アメリカ海軍機はあの3色迷彩が好きなのですが、今回は箱絵にならって紺色(グロスシーブルー)一色にしました。太平洋戦争後半ぽいってのもあるのですが、塗り分けが無い分楽ちんってのもありです(;^ω^)

詳しくはつづきをどうぞ…

白帯の塗装

白帯の塗装

機体にはどの空母の部隊に所属するのか区別できるように白い帯のマークが入れられています。キットにはデカールが付属しているのですが、単純な模様なので塗装で再現することにしました。その方がディテールを殺しませんからね。

白帯のマスキング

デカールの白帯と同じ5mm幅に切り出したマスキングテープで白帯部分をマスクします。まっすぐに均一の幅で貼るためにつながないで1枚で貼り付けます。その後、方向舵などの切れ目にそってテープをナイフで切り、奥まで貼り付けます。少し隙間が空くので、その上から同じ幅のテープを再度貼り付け隙間を埋めました。

基本塗装

基本塗装

基本塗装です。使ったカラーはクレオスの特色セット「アメリカ海軍機迷彩セット」のC365番グロスシーブルーです。全面同じ色ですから楽ちんです。塗装が乾いたらキャノピー以外のマスキングを剥がします。ほぼ問題無く塗り分けられていたのですが、一部パネルラインに染みこんだりした部分は筆塗りで修正しています。

機体の基本塗装

裏側です。少し黒を混ぜて明度を落とした色で塗ろうかとも思ったのですが、基本色が黒に近いので止めておきました。その代わり上の面をなんらかの退色表現をした方が面白そうです。

機体の傷

機体の傷

塗料は時間を置けばしっかりと乾燥して硬化するのですが、生乾きのうちはたとえ手で触れるくらいになってもまだまだ塗膜が弱く、少しひっかいてやれば取れてきます。特に銀の上は剥がれやすいのか、1〜2時間くらい経過なら簡単に取れます。それを利用してデザインナイフの刃先で機体に付いた傷を再現してやります。

翼の傷

人の手が触れそうな場所とかものが当たりそうな場所に傷を付けます。日本軍の飛行機なんかは塗料の質が悪かったのかボロボロなのが多いのですが、米軍機ですからキズはそこそこにしています。

カウリングやフタのキズ

カウリングや脚収納庫のフタもキズを付けます。こちらは少し多めに付けています。ついでに脚の収納庫のフタは組み立てもしておきました。

クリアコート

ツヤ有りクリアでオーバーコート

デカールを貼るための下地を作ります。デカールには周囲に余白があります。文字のような複雑な形の場合は余白の方が多いときもあります。その余白がキットの表面に密着しないと白浮きして目立ってしまいます。これをシルバリングと呼んでいるのですが、それを防ぐには密着しやすいように表面をツルツルにしてやるのが一番です。そこで全体にツヤ有りクリアでオーバーコートしてやります。

デカールの余白の白浮きを防ぐにはツヤ有りクリアでオーバーコートするのが効果抜群!

ダイブブレーキの組み立て

ダイブブレーキの取り付け

おっと、ダイブブレーキを取り付けるのを忘れていました。厚めのエッチングパーツでできているダイブブレーキは表と裏で色が違うのですが、穴がいっぱい開いているので塗ってからしか貼り付けることができません。それでこのタイミングになったのですが、うっかり忘れていました。これだけクリアが吹いていないのでツヤが違います。

クリアコート

ダイブブレーキにデカールは貼らないのでそのままでも良かったのですが、ツヤが違っているのも気になるのでツヤ有りクリアでダイブブレーキもオーバーコートしました。

これでデカールをはる準備ができました。まずは何層にも重ねた塗料をしっかりと乾かすために少し時間を置きます。これもデカールをしっかりと密着させるコツですね。シルバリングを防ぐにはその手間を惜しまないことです。

(全作品完成まで あと124)

 

 

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