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ドイツ・4号戦車J型 その6 完成!!

Category : 完成 AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : タミヤ Post : 45-6

モデルカステン履帯で大失敗

4号戦車J型 履帯の組立てで大失敗

4号戦車J型 履帯の組立てで大失敗

失敗はなれた頃にすると言いますが、やってしまいました。何かというと、モデルカステンの可動式履帯です。前回『ちょっとぐらいの接着剤のつけすぎはへっちゃら』なんて書いたのですが、これが失敗のもとでした。

もともと私は大型の重戦車の履帯しか作ったことがありませんでした。Sd.kfz.251 の履帯は細いのですが、これはピンで留めるタイプでは無かったのです。ソ連の重戦車の大きな履帯を止めるピンに比べて今回の4号戦車の履帯を留めるピンは半分くらいの大きさしかありません。これに接着剤がつきすぎると溶けちゃうのです。

その結果、きちんと接着したはずがぼろぼろと外れてきてしまったのです。最初は原因がわからなかったのですが、外れた部分のピンの先を見ると無くなってしまっていることからわかりました。1カ所直そうと思ってさわっていると他の箇所が外れてしまいます。もういたちごっこです。これは大変なことになりました・・・(涙)

仕方がないので可動はあきらめて(もともと動かすつもりはありませんが)転輪に接着していくことにします。しかし、転輪はすでに塗装が済んでいるので、履帯もバラバラのまま塗装をしてしまうことにしました。なにしろ先に塗っておかないと奥の方が塗れなくなるし、接着剤で汚れた部分は後からリタッチすればいいということにしました。どうしても汚くなる部分はウエザリングでごまかすことにします。(+_+)\バキッ!

転輪に瞬間接着剤を塗って順番に貼り付けていきます。しかし規定の枚数で組んだはずの履帯が届きません。100枚近くの板をつないだ履帯ですから、それぞれの接合部に1%の遊びがあっても、合計では1枚分のずれができます。通常はちょいと引っ張ってつなぐのですが、今回は引っ張るとまたちぎれてしまいます。

ポロポロとちぎれる履帯と戦いながら左右ともに2枚づつ余分に加えてなんとかつなぎました。もうデコボコです。こんなことならキットに付属の軟質プラの履帯を使った方が良かったかもしれません。
みなさんも接着剤のつけすぎには注意してくださいね。(って、昨日と言ってることが違うでしょ)ごめんなさい。

完成!!

ドイツ・4号戦車J型 1/35 タミヤ

ドイツ・4号戦車J型 1/35 タミヤ

さんざん苦労してやっと完成です。履帯がちぎれそうなのでいつものようにパステルで泥汚れをつけることができません。怖くてさわれないのです。エアブラシで全体にふわりと土色を吹き付けて汚しは終わりです。

エッチングパーツでのツインメリットコーティングはなかなか簡単できれいに仕上がるので価値ありですね。特に4号戦車は通常のパテによる方法では困難なため、これ以外に方法が考えられません。ホットナイフで直接車体に刻む方法があるのですが、とてもできる技じゃありません。

今回、モデルカステンの可動式履帯の組み立てで大失敗をしてしまいました。このキットは先に履帯を手に入れていてから戦車を購入したため、どっちみちモデルカステンを使うことになったのですが、4号戦車にはキット付属の軟質プラのものでも十分でしょうね。あまり履帯が垂れていないようですし、最近の軟質プラの履帯はモールドもしっかりしていてなかなかの品質ですから。

真正面から見た4号戦車J型です。ツインメリットコーティングはエデュアルドのエッチングパーツです。キットに付属してきました。後ろから見た4号戦車J型です。牽引用のワイヤーは銅線で作りました。(キットには凧糸が付属)ワイヤーを引っかけるフックは真鍮線で作りました。キットのままではワイヤーは引っかかりませんからね。真上から見た4号戦車J型です。砲塔と車体の上部に溶接痕を追加しました。ななめ後ろから見た4号戦車J型です。こちら側も履帯はよれよれです。(T_T)キット付属の戦車兵です。運にまかせなくてもなんとか塗れるようになってきました。にやけた表情がいいでしょ。森の中で待機する4号戦車J型です。前作と同じ背景写真です。けっこうこの背景は気に入っているんですよね。

(全作品完成まで あと11)

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