ドイツ・4号戦車J型 その3 組立て完了、基本塗装
2006年2月26日
砲塔の組立て
砲塔をサクサクと組み上げて完成です。まだ砲塔の天井の板は接着してありません。砲塔内部を塗ってから接着です。完成してしまえばほとんど見えなくなるので作らなくてもいいのですが、せっかくですからちゃんと塗装します。そしてせっかくですから砲塔横のハッチを開けて見えるようにしようかと思っています。
砲塔内部の塗装
いつもは砲塔の内部は筆で塗っていたのですが、ホワイトは筆ムラが出やすいのでエアブラシで塗りました。さすがにエアブラシです、こんな複雑なところもきれいにしかも早く塗装することができました。エアブラシの出し入れの時間を考えてもこの方が楽かもしれません。
そしてあまり見えなくなるにもかかわらず、ちゃんとウエザリングもします。特に白一色ですからウオッシングは効果が抜群です。軽くホワイトとシルバーでドライブラシをしたらチッピングを入れて、最後にパステルで仕上げます。隅っこの陰になっている部分はセピアのパステルで仕上げてあります。簡単で効果大ですよね。
砲塔内部の塗装が完了したら、砲塔の天井の板を接着します。そして天井の周囲に溶接痕をつけました。いつもと同じやり方で、溝を切っておいて延ばしランナーを埋めて、流し込み接着剤で溶かして形をつけました。
横のハッチを開けるために、シュルツェンの扉も開いている形に加工しました。半分に切って、合わせ目の部分を作り、留め具をずらしました。これでバッチリと中が見えるといいですね。シュルツェンを接着してしまうと迷彩塗装がやりにくくなるとは思うのですが、あとから形を決めて接着するのもかなり難しいと思い、思い切って接着してしまいました。まぁ、何とかなるでしょう。
サフ吹き
今回は金属パーツ満載なので、サーフェイサーをエアブラシで吹き付けました。強烈な臭いを我慢しながら塗るのですが、このデコボコの多い複雑な形状の隅々まできれいに塗るのはなかなか大変です。予定していた量の倍近く必要になってしまいました。
後で気がついたのですが、ヘッドライトの首が折れてとれてしまいました。この写真でも取れかかっているのがわかります。どこで引っかけたのかわかりません。首は全部削り取って真鍮線で作り直しました。これで頑丈そのものです。
基本塗装
ダークイエローで基本塗装です。ちゃんとヘッドライトも直っています。転輪は爪楊枝の頭にセロテープを巻いて太さを調節したものにさして発砲スチロールの固まりにさしてあります。これをエアブラシして、周囲を黒で塗りました。このキットでは起動輪以外は回転するようになっていないのでそのまま接着です。
コーティング部分をよく見ると下地の真鍮のゴールドがキラキラと見えます。以前ポリパテでパンターのコーティングをしたときも塗料が取れたのを思い出しました。ツインメリットコーティングの部分はかなり厚めに塗料を吹き付けないとだめですね。デコボコで筆ムラがほとんどわかりませんから、筆塗りで修正しておきました。
(全作品完成まで あと12)
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