7.5cmPak40対戦車砲 その4 塗装、フィギュアの制作開始
2006年7月5日
Category : AFV フィギュア ドイツTags : 7.5cmPak40/Stuk40
砲の塗装
金属パーツにメタルプライマーを筆で塗りつけ、さらに全体にサーフェイサーを吹き付けました。エッチングパーツは水性アクリル塗料が剥げやすいので、念には念をです。そして、基本塗装としてダークイエローをエアブラシで吹き付けました。
対戦車砲のように大きな平面の無いプラモは筆で塗ってもキレイに塗れるとは思うのですが、複雑な形状の奥まで塗料を届かせることを思うと、エアブラシで塗ればエアブラシを片付ける時間を含めても遥かに短い時間ですますことができます。これくらいのキットですと、塗装している時間と片付けている時間は同じくらいでしょうね。
タイヤは黒い軟質プラスチックで出来ているので無塗装でもいいのかもしれませんが、一応塗ることにしました。タイヤをホイールにはめる時に塗料が剥がれるのを防ぐために、以前履帯の塗装で教えてもらったソフト99のバンパープライマーを塗っておきました。
ソフト99バンパープライマーは乾くとほどよいつや消しになり、それこそこれでOKかな?って気になるのですが、やっぱりちゃんとフラットブラックで塗装しました。タイヤはフラットブラックではチョイと黒すぎるので、ジャーマングレーでドライブラシをします。するとタイヤのパターンがクッキリと表れてカッコいいです。私はキットに付属のボロボロタイヤの方を選択したのですが、このボロボロもドライブラシでクッキリと表現されました。それにしてもタイヤの塗装がこんなに楽だったのは初めてです。
フィギュアの制作開始
まだ細部の塗り分けやウエザリングがまだですが、塗料の乾燥待ち時間にフィギュアにも着手します。このキットの製作がのびのびになっていたのはエッチングパーツに手を付ける踏ん切りが付かなかったこともあるのですが、もうひとつ、このフィギュア用の迷彩服のデカールの発売を待っていたことも理由です。
このキットでは兵士は国防軍の迷彩服である、スプリンターパターンの迷彩服を着ていることになっています。なかなかカッコいい迷彩服なのですが、模様に細かい縦線があるのでなかなかうまく塗ることができません。しかし、新撰組からこのパターンのカモフラージュデカールが発売になることになっており、手に入る日を楽しみにしていました。そして先月(2006年6月)の下旬についに発売になり、見つけるなり速攻でゲットしました。
以前SS兵士のオークリーフパターンを使ったことがあります。こちらはパターンに向きが無いのでどのように貼ってもかまわないのですが、今回のスプリンターパターンは向きがあります。縞模様が縦になるように貼らなければなりません。
うまく貼れるかどうかわからなかったのですが、実際に作業をしてみると、心配は杞憂に終わりました。のびが良くしかもしなやかで丈夫なデカールはしっかりと複雑な形状のフィギュアにフィットしてくれました。ちょっと値段が高めですが、1枚で6~7人ほど貼れそうなのでそんなに高くは無いかと思います。
(全作品完成まで あと8)
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