フランス重戦車・B1bis その6 迷彩塗装
2006年10月8日
Category : AFV フランスTags : B1bis
緑地に黄土色の2色迷彩が完了しました。使用したのはタミヤの水性アクリルで。緑色はオリーブグリーン、黄土色はデザートイエローとダークイエローを2:1で混ぜ、隠し味にホワイトを少々混ぜて明度を上げてあります。
B1bisの迷彩はドイツ戦車の迷彩と違って色の境界線がぼけていません。くっきりとした分かれ方をしています。それでいつものようにエアブラシでざっと吹くことができません。丁寧にやろうと思えばマスキングをするのがいいのでしょうが、凸凹の車体にきちんとマスキングをするのは至難の業です。いろいろと考えあぐねた末、エアブラシで塗り分け、境界線は筆できちんと描くことにしました。
緑の地色を十分に乾燥させた後、黄土色をエアブラシにセットし、細吹きに絞り、空気圧も下げてゆっくりと塗っていきました。十分に注意しているつもりでも、境界線はほんのりとボケボケになり、場所によっては、塗料の霧が余分な所に飛んでしまいました。
境界のボケボケと余分の霧の付着した部分を筆で丁寧に修正していきます。筆ムラが出ないように少し薄めで塗りました。時間はかかりましたがほぼ満足のいく状態にできました。
デカール貼り
塗装が乾いたらデカール貼りです。ドラゴンに付属のカルトグラフに比べるとタミヤのデカールはデカールソフターに敏感です。通常はプラモに先にソフターを塗っておいてからそこにデカールを置くのですが、そうするとタミヤのデカールはクシャクシャになって位置の調整ができなくなります。そこでまず普通に水だけで貼っておいて、位置が決まってから上からソフターを塗りつけます。その後1~2分おいておくと表面がしわしわになります。これをそっと綿棒で押しつけておくと、乾燥するとぴったりと張り付いています。タミヤも丈夫でキレイで貼りやすい、カルトグラフのデカールを採用して欲しいですよね。
(全作品完成まで あと15)
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