ドイツアフリカ軍団・熱帯戦車兵 その5 完成!!
2006年12月3日
Category : 完成 AFV フィギュア ドイツTags : アフリカ軍団ドイツ戦車兵
細部の塗分け
墨入れの要領でさらに濃いシャドウを入れました。襟の下、袖口、ポケットの蓋の下などです。そして次はハイライトです。ハイライトは1段階のみです。
肩章、襟章、ベルトのバックルや勲章など細かなパーツを塗り分けます。洋服のボタンはポケットのボタンがシルバーで、前のあわせのボタンはバフなんですね、知らなかった!
たばこのパッケージはどこかの作例で緑色のたばこを持ったドイツ兵を見たことがあったので、緑色にしました。銘柄はなんなんでしょうね?アメリカ兵なら白に赤丸のラッキーストライクがお似合いなんですけどね。
軽機関銃とゴーグルのベルトは細切りのマスキングテープです。厚みが足りないので2枚重ねにしてあります。マスキングテープは自由によれさせることができないのですが、このようにまっすぐになっている状態なら、鉛板よりは扱いやすいですね。
ゴーグルはレンズ部分をくりぬいて、ボンドウルトラ他用途クリアを充填してレンズとしました。乾いたらクリアオレンジで着色してあります。
完成!!
トライスターの ドイツアフリカ軍団・熱帯戦車兵 の完成です。平野義高氏原型だけあって非常に雰囲気良くまとまったフィギュアでした。ポーズも表情も自然ですてきです。ただ、最近のフィギュアの細部のモールドの水準から言うと決して高くはありません。指先ももったりしていますし、洋服の細かい部分もゴツゴツしています。しかしそれをも超えるほどの雰囲気を持っていると思います。こんなキットはあまり細部にこだわらず、戦車や背景との調和を一番に考えて作るのがいいんでしょうね。
ディテールの正確さや塗装色へのこだわりが良く言われますが、それよりも創作物としてもプラモを考えると、自分が表現したいことに主眼を置いて、絵画のようにもっと自由に表現できるとおもしろいかもしれませんね。最近そういうジオラマやヴィネットに感銘を受けます。
(全作品完成まで あと13)
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