ハン・ソロ その3 上半身の塗装
2009年7月8日
Category : キャラクター フィギュアTags : スターウォーズ
上半身の塗装
1/35に比べて約6倍のサイズがあり、表面積は36倍にもなるはずですが、やることは同じでして、実際には1/35の倍程度の時間で作業は進みます。塗装の初日は顔だけのつもりだったのですが、髪の毛や洋服まで塗装が済みました。
塗装はいつも通りアメリカーナです。相手がソフビだろうがなんだろうがアメリカーナ一筋です。頑ななまでの職人魂です…なのか?
ネットでハリソン・フォードの写真を探し、瞳や髪、そして肌の色を調べました。瞳は茶色だったので、周囲に薄い茶色を入れ、中心部は焦げ茶、そしてさらに白い点で星をいれます。ここまでできるのは1/6ならではですね。ただ黒目が少し小さすぎたようで、チョット恐い目になってしまいました。
実は白目も下半分に影がいれてあるんですよ。その昔見た『深遠なる松岡寿一の世界』でなんと松岡名人が1/35でやっていたので、まねしてみました。私が今回した目の塗装を名人たちは1/35でやっているんですよね。信じられません。
横顔
このフィギュア、けっこう似ているのですが、私たちのイメージではハリソン・フォードは最近の歳をとってからの顔でして、少しイメージが違います。ところが横顔はあまり年齢によって変化がないのか、よく似ています。
こうして横顔を見ると、なるほど往年のハン・ソロ船長です。これだけ大きなフィギュアを塗るとなんだか自分がうまくなった気がします。あくまでも気のせいですが(笑)。
手
手もここまで大きくなるとかなり塗装がしやすくなりますね。爪だってちゃんと塗り分けられますし、ネイル・マトリックスだって入れられます。ネイル・マトリックスというのは爪の付け根にある半月型のアレです。
このあたりは名人になると、しわや指紋だって描込むかも知れませんね。私はそこまではチョットできません。
服の塗装
キットの箱の完成写真を見るとベストとズボンがテカテカして皮のように見えます。 スターウオーズ・エピソード4「新たなる希望」のDVDをチェックしてみたところ、どうもソロ船長のベストやズボンはナイロン系の生地のように見えます。そこで私はつや消しで仕上げることにしました。
下半身の塗装に移る前に上半身をつや消しクリアでオーバーコートして保護した方がいいでしょう。ですが、現在私の仕事場兼プラモ工房は改装工事に突入していまして、工事現場の隅でパソコンは動いているのですが、エアブラシは完全に片付けられています。
筆塗りの塗装ならお茶の間でもできますから、ここまで進めましたが、クリアのオーバーコートはしばらく出来そうもありません。ハン・ソロ船長の制作はここでいったんストップです。
(全作品完成まで あと61)
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