ドイツ・T-34対空戦車 Op.183 制作開始
2009年11月30日
Category : AFV ドイツTags : 2cmFlak38T-34
第653重戦車大隊の変態戦車

T-34対空戦車Flak38 1/35 サイバーホビー
エレファント駆逐戦車を駆る第653重戦車大隊には器用な整備兵がいたのか、そこらへんにある車両を使って現地改修で新造車両をスクラッチしていました。そんななかで、地上では無敵のエレファントも空からの攻撃には弱く、制空権を失ったドイツ戦車部隊の頼みの綱は対空車両だったのです。そんな訳で、工作好きの653重戦車大隊の整備兵は奪ったT-34戦車と壊れた251ハーフトラック、そして4連装Flak38を組み合わせて、こんな戦車を作ってしまいました。
こんなへんちくりんな、しかも実際にはほんのちょっぴりしか存在しなかった車両もキット化されるという事実にビックリですよね。さすがサイバーホビーです。
実はモケ忘のお題の対空を作るにあたり、「クーゲルブリッツ」か「T-34対空」か「オストヴィント」か迷ったのですが、結局クーゲルにしてしまいました。ところがクーゲルの乾燥待ちに時間が空いたので、ここはもうイッチョということで、着手してしまいました。
そして先ほど書いた理由により・・・
組み立て完了
はい、この通り。組み立て完了してしまいました。4本のFlak38は組み立てて別においてあります。こちらは塗装後取り付けることにします。組み立て後に塗り分けるのは相当困難な気がしますからね。
電撃制作といえども手は抜いていません。キットにはほとんどの溶接痕が再現されているのですが、運転手ハッチのヒンジや牽引フックには溶接痕がありません。また車体側面などの省略されている溶接痕もヒートペンで追加しました。
ヒートペンを入れられない起動輪の最終減速ギアのケースの周囲の溶接痕はエポキシパテをのばして追加しました。
キットにはわりとたくさんのエッチングパーツが入っています。この砲塔の防盾の端に付けられたパーツはなかなか作るのが大変でした。エッチメイトで挟みながら端から順に曲げていくのですが、やり直しがきかない(一度曲げた部分は二度と挟めない)ため、結構緊張しました。
車台のT-34の部分はもともとが作りやすい車両です。そして精密感バッチリの4連装Flakもパーツ数は多いのですが、サクサクと組めました。機関砲も照準器も可動するのですが、両方をつなぐリンクが可動式でないため、この角度で固定してあります。なんだかチョット残念ですね。
(全作品完成まで あと71)
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