日本海軍・局地戦闘機 震電 その4 機体フレームの組立て
2014年2月18日
コクピットの組み込み
機体内部を組み立てます。まずはフレームを用意します。大戦中の軍用機の内部は青竹色という青いメタリックの錆止め塗料が塗られていたのですが、このキットでは内部はシルバーの塗装指示となっています。
飛行機にはあまり詳しくないのでよくわかりませんが、零戦のように青竹色で塗るのもカッコイイと思うのですが、そうなると青竹の部分とシルバーの部分の使い分けがよく分からないので、そのまま塗装指示に従うことにしました。
クレオスのメタルカラーのアルミを塗って磨いたフレームに先日作成したコクピットをはめ込みます。さらにその後ろにはタンク(?)とエンジンを取り付けるためのフレームを接着しました。
機関銃
機首の機関銃を作ります。震電はエンジンを後ろにすることにより、機首に強力な30mm機関銃を4門も搭載することが可能となり、非常に高い破壊力を持ちました。
機関銃はメタルカラーのダークアイアンで塗装して、ピカピカに磨きました。また銃の先端には穴が開いていなかったので、0.7mmのドリルで銃口を開口しました。
このキット、パーツの合いは悪くはないのですが、なにしろ組み付けるほぞとほぞ穴の合いはイマイチで、そのため機関銃の角度がキッチリと定まりません。
そこで機首のパーツを仮止めして、機関銃の位置や向きを整えておきます。こうしておかないと、後の行程ではまらなくなってしまいますからね。
このキット、このような箇所がたくさん有り、先を見据えて位置決めや角度決めをしておかないと後から後悔しそうな箇所がたくさんあります。決して慌てて作っちゃいけないキットですね。
エンジン
エンジンに排気管を取り付けます。噂ではこの排気管を取り付ける工程がちょっとしたくせ者らしく、パーツが合わないらしいのです。
実はエンジンの後ろにある銀色の大きな筒は、説明書ではすでに接着されてしまっていることになっているのですが、そうするとこの筒が邪魔になって排気管を機体にキッチリと取り付けることができなくなってしまいます。そこでこの筒はまだ取り外せる状態にしておいて、排気管を機体の内側に接着してから後ろから差し込むように入れることにします。
この方法はモデルアート(2014年1月号)の作例からの受け売りで、おそらくこのやり方で行けば上手くいきそうです。
フレームには機体下面が付いていますが、乗っかっているだけです。下側の6本の排気管は先ほどの丸い筒の下にある黒いダクトにつながるのですが、このダクトの角度や位置を決めるのに機体下面のパーツが必要になったので、仮止めして作業しました。ホント、このプラモ、こんなのばっかりです。
(全作品完成まで あと87)
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