パンツァーハウビッツェ2000 その10 履帯の取り付け
2015年4月14日
Category : AFV ドイツ連邦Tags : PzH2000
今回はいよいよ履帯の取り付けです。履帯をピグメントで仕上げて取り付けます。これで車体の上下も接着できます。もうほとんど完成状態ですね。
詳しくはつづきをどうぞ…
履帯の汚し
通常組み立て式履帯の場合、最後の連結は車体に取り付けて行うのですが、この車輌の場合サイズが非常に大きいためと転輪が後からはめられるため、つないだ状態の履帯を引っ張ってはめることができました。おかげで作業はずっと楽になります。
輪っかになった履帯を塗装してピグメントで汚します。さすがにプラスチック製の可動式履帯にエナメル系のウエザリングカラーを使う勇気はありませんから、こちらは水性アクリル用溶剤で溶いたピグメントで汚しました。
車体下部の汚し
履帯をピグメントで汚したので、車体下部も追加で汚しを入れます。そうは言ってもピグメントは使わずに、Mr.ウエザリングカラーの サンディウオッシュ を使いました。これを足回りや車輪に流して溶剤でぼかしました。あまり拭き取らないようにしています。
履帯の取り付け
履帯を車体に取り付けます。起動輪と誘導輪に履帯を噛ませて、それぞれの車輪を車体に取り付けます。その後順番に転輪を取り付けます。転輪の中に軟質プラのブッシュが仕込まれているからできるんですよね。しかもサスペンションが上下しますから、履帯のガイドホーンを避けながら取り付けられます。こんな楽ちんな足回りの組み立ては初めてです。
履帯の接地部分にはゴムのパッドが当てられており、タイヤブラックで塗装してあります。この部分に付いたピグメントは溶剤を浸ませた綿棒でこすって汚れを落してあります。
これにて足回りの作業は終わりです。いよいよ車体の上下の接着ができます。これもパーツの合いがバッチリなので、何の心配もありません。一晩置けばバッチリくっついてくれているでしょうね。
(全作品完成まで あと )
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