ドイツ連邦・自走榴弾砲パンツァーハウビッツェ2000 Op.357 制作開始
2015年4月3日
Category : AFV ドイツ連邦Tags : PzH2000
1987年、西ドイツ、イギリス、イタリアのヨーロッパ西側諸国は新しい155mm自走榴弾砲の開発に着手し、2000年の実用化をめざしてパンツァーハウビッツェ2000(PzH2000)と名付けられました。パンツァーハウビッツェとは装甲榴弾砲という意味らしく、戦闘室も戦車の様にガッチリ装甲で覆われています。
155mm榴弾砲は52口径もありますから、その長さは155×52で8.06mにも及びます。この長大な砲を搭載した車体はさすがに現用AFVですよね。しっかり作りがいがあります。
キットは最近躍進著しい中国の MENG Model(モン・モデル)です。非常にカッコよくしかも青空がよく目立つパッケージでお店でも目を引いていたと思います。
キットにはアルミ製の金属砲身やエッチングパーツも付属してきます。また履帯は連結可動式のものが付属し、同じくキット標準で可動式のサスペンションと合わせて、ジオラマを作る際にも地形にピッタリとフィットさせられます。
こんなすごいキットの制作依頼が来たのですから、そりゃもう二つ返事ですよね。「ぜひやらせて下さい!!」ってやつです。私は仕事は選ばない方ですが(笑)、これはホントうれしいですね。ありがとうございます。がんばって作りますね。
足まわりの組立て
まずはお約束通り足まわりを組み立てます。サスペンションはドイツ伝統の(?)トーションバーサスペンションです。さすがに転輪は千鳥配列じゃないですけどね。
転輪、起動輪、誘導輪はすべて中に軟質プラを仕込んで抜き差しができるようになっています。転輪のゴムを塗分けるときに外せるので楽ちんですね。
傾斜した後ろの装甲板とかトーションバーサスペンションとかを見ると、まるでキングタイガーみたいですよね。
起動輪の歯は左右がキッチリと平行になっていないと履帯をはめることができなくなります。このキットはダボがしっかりしていて割と正確に組めるのですが、やはり大事を取って履帯を巻き付けて左右の平行を確認しました。
サスペンションは実車と同様に可動します。連結可動式の履帯がこれで活きてきますね。
(全作品完成まで あと96)
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