ヤマハ・VX1600ロードスター Op.432 制作開始
2017年11月6日
Category : 自動車Tags : VX1600バイクヤマハ
1999年に発売されたヤマハのVX1600ロードスターは当時としては最大の排気量を誇ったアメリカンバイクです。低い独特のフォルムと低回転から発生する太いトルクで野太い排気音を響かせてゆったりとそして堂堂と走る様はさすがにカッコイイですね。日本のメーカーがこんなバイクを作っていたなんて全然知りませんでした。
キットはタミヤの1/12です。4年前の静岡ホビーショーの時にタミヤのオープンハウスのバーゲン会場で半額で購入しました。本当はすぐにでも作りたかったのですが、なぜか延び延びになってしまい、ホントに4年ぶりのバイク製作なんです。
タミヤのキットはメッキパーツが美しく、クロームメッキを多用したこのバイクでも美しさを演出してくれるはずです。私は通常はメッキパーツはメッキを剥がして整形した後、再塗装して組みたてる手順をとります。でもこのキットの場合、ギラギラしたメッキが売りになります。実際にキットにもギラギラメッキとキラキラメッキ(微妙な違いです)の2種類が使い分けられており、それらの輝きの差を最大限活かすために、メッキは剥がさずに組むことにします。ゲート痕やパーティングラインは・・・気にしないことにします。それよりもメッキの輝きの方を重要視するってことです。
メッキの輝きがポイントとなる作品の場合、あえてメッキパーツを塗り直さずに使用する
ではさっそく製作に入りましょう。
エンジンの組み立て
1600ccV型2気筒OHVエンジンを組み立てます。シルバーで塗装するエンジンブロックは同じ色で塗装するパーツは極力組みたててしまっておきます。
エンジンブロックの方は塗装します。でもメッキパーツはそのままです。アンダーゲートとかが採用されているわけじゃないので、ゲートの痕は探せば見つかります。この写真でもすぐに分かる位置にあります。でも先に書いたように、メッキの輝きを重要視し、この輝きと同等の塗装が出来ない以上メッキをそのまま使うことにします。
同じ色で塗るパーツはできる限り先に組み立ててしまってから塗装する。
エンジンの塗装
エンジンを塗装して組み立てます。エンジンブロックの普通のシルバー塗装とメッキパーツの輝きの差がいいでしょ。ただメッキパーツの上に塗装が必要な場合は大変です。塗料が乗りやすいように染めQのミッチャクロンを塗ってみたのですが、だめですね。結構簡単に剥がれてしまいます。メタルカラーのアイアンを塗ったのですが、エッジが剥げてしまっています。もう一度直しておきます。
こちらは反対側です。メッキパーツのギラギラがいいでしょ。今日は初日なのでここまでです。
(全作品完成まで あと121)
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私も押入れにストックしています。これを機に作ろうかな。メッキ部分ですが私は最初にメッキの上からクリアーを吹いて保護します。指紋も防げると思います。根生さんはどうお考えですか?
試してないのでわかりませんが、メッキの上からはメタルカラー塗料は乗らなかったのでクリアもうまく付いてくれるかわかりません。メタルカラーはちょっと触ると取れちゃうので、かえって表面が弱くなっちゃいました。