MGB ’74 その5 ボディの研磨とクリアコート
2019年8月11日
梅雨が明けて暑い日が続きます。こんな時は塗料がよく乾きます。キットの乾燥に使っている山善の食器乾燥機は電源こそ入れていませんが、シリカゲルが大量に入れてあり、この高温と相まってキットがよく乾いてくれると信じています。
ボディの塗装をしてから1週間以上が経過したので、そろそろ研磨とクリアコートをすることにしました。
ペーパーがけ
まずはペーパーがけです。塗装のときに湿気のせいなのか所々ツヤ消しになってしまったのですが、まずは800番のペーパーをかけて全部をツヤ消しにします。その後1500番、2000番、3000番、6000番、8000番と進めます。3000番からは水で濡らして水研ぎをします。これで全体がしっとりとしたツヤ消しになりました。
コンパウンド
タミヤのコンパウンドを使って磨きます。まずは荒目つかって磨きます。ツヤ消しだったボディが一気にテカテカになります。
ところがよく見ると反射した照明の周囲に小傷がたくさん見えます。これは粗いペーパーでできた小傷がそのまま残っているものです。これはその粗いペーパーの次の番手でしっかりと消していた無いために残っているもので、こうなるとどんなにコンパウンドで磨いても小傷は消えません。あきらめてまた最初からやり直しです。
800番は終わっているので、1500番まで戻って研磨のやり直しです。そこからまた2000番~8000番で磨き、さらにコンパウンドの荒目、細目、仕上げ目で磨きます。するとほらこの通り結構テカテカになりました。
クリアコート
表面がツルツルになったらその上からツヤ有りのクリアをたっぷりと吹き付けます。最初は濃いめで吹くのですが、塗膜が厚くなるにつれだんだんとクリアを溶剤で薄めて重ね吹きします。最後はかなりシャビシャビで吹くのですが、びしょ濡れで垂れる寸前にすると、表面張力でかなりツルツルになります。この写真の様に艶めかしいツヤになりました。このままクリア層がしっかりと固まるまでまた1週間ほど放置です。
(全作品完成まで あと123)
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