パガーニ・ウアイラ パチェットテンペスタ Op.467 制作開始
2019年8月12日
MGBの乾燥待ちに次のキットの製作に入ります。MGBと一緒に制作依頼を受けたのはこの パガーニ・ウアイラ パチェットテンペスタ です。いかにも旧車というか、ほとんどクラシックカーの域に入っているMGBとは対照的に、これでもかというくらい近代的でド派手なスポーツカーです。どちらも同じ2シーターのスポーツカーなのですが、その中味はあまりにも違います。この対比が面白いですね。
パガーニ・ウアイラはイタリアのパガーニ・アウトモビリ社が作るスーパーカーでたった100台の限定生産車です。パガーニ社は元ランボルギーニのデザイナーだったパガーニ氏が作った会社でスーパーカーだけを作っています。ウアイラはその2つめのモデルで、今までにほんのチョッピリしか生産しないまるっきりハンドメイドの世界です。
ウアイラ はたった100台限定だったのですが、さらにいくつかのモデルにわかれます。その中でパチェットテンペスタは2016年のジュネーブ・モーターショーで発表されたパガーニ社純正のパフォーマンスモデルです。そんな パガーニ・ウアイラ パチェットテンペスタ をアオシマの1/24 のキットで作ります。内容は非常に濃くて、1/24なのに車体の全てがほぼ再現されています。こんなのの製作依頼はちょっとプレッシャーなのですが、非常にワクワクします。
では早速製作に入ります。
ボディパーツの整形
ボディパーツを切り出して整形します。ただ非常にパーツのできが良くて、パーティングラインもヒケも見当たりません。表面は金型の段階でツルツルに仕上げられているので、ここはあんまり手をいれずにそのまま使う事にしました。
ボディパーツはカーボン色した下半分もあります。なにしろフル再現のキットですから、このあたりも抜かりはありません。接着できるパーツある場合は先に組み立ててしまっておきます。
塗装1色目(白ライン)
ピンぼけ写真ですみません。塗装の1色目はブルーのボディ色の部分と未塗装のカーボン色の部分の間にある白いラインです。下地処理もサフも吹かない天然ツルピカボディに白を吹いて、1.5mmの細切りマスキングテープを貼って白いラインを再現します。
塗装2色目(ブルーメタリック)
マスキングテープへの塗料の染み込みを防ぐために、先にマスキングテープの上からツヤ有りの白を吹き、その上からメタリックブルーを吹きました。メタリックブルーはシルバーにクリアブルーを混ぜて作られているので、塗膜の厚さが色味の違いに出てしまいます。ボディの各所で色味が異なるとまずいので、時々色を合わせながら塗膜の厚さを調整しました。
塗料が乾燥したらマスキングテープを剥がしてみます。多少の染み込みやエラーはあるもののまずまずの仕上がりになりました。明日はさらに塗装の3色目(カーボン色)に進みます。
(全作品完成まで あと123)
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